では早速、なんでアメリカに行こうと思ったか。

僕の家はワインの輸入を世界各国からして、日本や世界で売っている会社を営んでいる。

僕はそんな家の長男としてこの世に生を預かった。

だから生まれた時からワインの話に囲まれて育ち、将来はこの家を継ぐ運命を担っていた。

そんな僕も気がつけば18歳になり、大学受験を迎えた。

まぁ結論から言えば失敗した。そして浪人をしてまた大学受験をした。

そしてまた結論から言えば失敗した。行きたかった第一志望、第二志望に落ち、そのまま引きづり結局後期で全くいく予定のなかった大学に受かった。

別にその大学の偏差値はそこまで悪くなかったし、全国的に名前がないわけでもなかった。

でも僕にはその大学でやりたい事、学びたい事、何一つ思いつかなかった。

そして今からの大学で何をしたいのか自問自答する日々が続いた。

僕はもともと国際学部の強い大学に進学して、海外に留学し、英語とフランス語のビジネスレベルでのコミニケーションを可能にし、世界中のワイン農家の人と直接コミニケーションをとれる人間になりたいと思っていた。

だからなんで日本の大学で四年もダラダラしないといけないのか、やりたくもない事やってられない、などなどますます日本の大学に行くのが嫌になっていった。

このまま僕は高卒のまま人生を路頭に迷うのか、
専門学校などに通うのか、二浪してもう一度大学を目指すか、いっそう死んでしまおうかと思ったくらい辛い日々が続いた。
そのくらい自分の将来に不安を持ったのは初めてだった。

そんなことを思ってる時に、昔アメリカに留学していた人のことを思い出した。

そこで俺はハッとした。
俺のやりたいことは英語を勉強することと、ワインの勉強がしたかったんだって。
なら日本でノロノロやるなら、本場に行っちゃおう!
ってなった。

僕の親は反対するかと思ったら、むしろ大賛成で、すぐに僕はアメリカにいくことが決まった。
 
そんなわけで今まで真っ暗だった僕の将来は一気に明るくなった。

だけどアメリカに行く上で得るものもたくさんあれば失うものも沢山あると強く思う。

それは家族だったり、自分の大事な人、友達、生活環境、全てがなくなる。

僕はまだこのことを完璧に受け入れられてなくて、日々寂しさを感じている。

アメリカに行くということは相当の覚悟がいるものだと、改めて感じている。

でもそれを乗り越えて、何かを得た時、今まで味わったことがない感動がそこにはあると信じて、僕は頑張る。

次はどーやってアメリカに行く手続きをしたのかを書こうと思う。

このブログはただの自己満足に過ぎない。
だけど、この自己満足が僕にはたまらないくらい楽しい時間だ。 
どーかこれからも飽きずに付き合って欲しい。