ある日、友達との飲み会の後、一人になり飲み屋に行こうと思い店の前まで行ったが、店の前に亡くなった父がいた。
店に入ろうとすると、私は父に突き飛ばされ店に入ることが出来なかった。
あきらめて家に帰ろうと思い市駅のタクシー乗り場まで行く途中、銀天街の中の一つの店の前で違和感があって立ち止まった時。
その店はシャッターはなく、ガラスで真っ暗な店内が見える。
ガラスに映るのは私のはずが、悲しそうな顔の父の姿が見えていた。
時間は長かったのか短かったのか、どれくらいたったのかわからない。
いつの間にか父の姿が消え、ガラスにはぼーっとした自分の姿が映っていた。
すると、真っ暗な店の天井から青白い手がでてきて頭がでてきて、逆さまの状態の髪の長い女性が垂れ下がってた。
しかも、髪の毛は逆さまの状態なら逆立つはずだが、その女性の髪は逆立つことなく普通の状態で。
そして、目はなく真っ黒だった。
呆然と立ち止まったままの私。
その女性は何か喋っているらしく口が動いている。何を言っているかわからない。
すると、
その女性は、私の前に逆さまのままスーッと近づいてきた。
近づいてきて、ガラスにあたる寸前その逆さまの女性はスーッと消えていった。