いまは昔、滋賀県彦根市にある母校大学を卒業する
際に『記念植樹』として、この紫色の『菜の花』の
種を教職員駐車場の片隅に蒔きました。学生も利用
していた駐車場てす。
そこは、私達の専門ゼミナールに使っていた研究室
から1番良く観える場所で、いまでも咲いています
研究室の主だった指導教官が定年を迎え、
教授から『名誉教授』になったいまでも変わらずに
今年も紫色、ただ一色に染まっています。
この『紫色の菜の花』は中国大陸では『諸葛菜』と
呼び、かの『三國志』の時代に、軍師である諸葛亮
孔明自らが品種改良して生み出されたモノと伺って
います。細君と共に。
野菜として食べて良し
油も良し
花も良し
私はただ『物珍しい菜の花』として種を購入して、
庭に植えましたが
翌年の春になると
自宅が紫色に埋め尽くされました。吃驚です😱
それで、せっせと種を集めておいたら
桃屋の『ごはんですよ』の瓶一杯に種が貯まり😅
ゼミナールの同期生にその話をしましたら、記念に
蒔いて行こうという話になりました。ちょっとした
いたずら心だったのですが
いまや北は伊吹山
南は近江八幡の辺りまで広がり
事情を知らない『善意の第三者』の手により、さら
に生育地が広がっていきます。
私の夫が昨春、仕事で、我が母校大学を訪れた際に
この『紫色の菜の花』が変わらず咲いていたと話を
してくれました。
「それなら、なんで写真を撮ってきてくれなかった
の?観たかったのに」
そう言うと、そこまで気が回らなかったのだと言い
ました。まぁ、普通に『菜の花』ですからね
この花の種を誰が蒔いたのかは、いまや知る者は誰
もいなくなりました。
ですが、花は残っていきます。
滋賀県で『紫色の菜の花』を見掛けたら、
昔々、経済学を学んだ学生達が故事に因んで、悪戯
心で種を蒔いたのだと想い出していただけたら



