最近、軟式野球の試合では、イニングの他に時間制限が設けられている試合が多い。イニングは、学童の試合は6回戦、中学生の試合は7回戦、社会人も全国大会レベルの試合では9回だが、その他多くの試合は7回戦で行われることが多い。加えて、90分という時間制限や、5回終了時7点差以上の場合コールドゲームとするという規定が設けられていることが多い。

 

先日、自分が関わった大会で、控えにいる時、6回終了時点で、制限時間まであと20秒という時点でイニング終了というケースがあった。この時、試合を担当している審判と大会役員からどうしたら良いかと言われて困ってしまった。そんなことは控え審判が決めることではなく、試合を担当している審判と大会役員が決めることではあるが、誰も決めそうになかったので、まだ時間があると伝えた。勝っているチームから、もう時間が経過したのではないかと言われたが、試合の途中で、たまたま勝っているチーム選手が、負傷したため中断したことがあったので、中断中は時計を止めていたので、本部の時計では時間があると説明し、試合は続行となった。

 

正直な話、野球に時間制限は似つかわしくないと思う。点差がついたコールドゲームは仕方ないと思うが、最低限決められたイニングは、消化すべきだと思う。ただ、くそ暑いグランドに、長時間立たされる審判は、辛いところはあるが・・・

 

いずれにしても、審判としては、攻守交替の時間などのスピードアップを促して、制限時間内に決められたイニングを終わらせることも、大切な役割であると思う。