手持ち銘柄の含み益が減少したこの数日だが、商社株は底堅いままで大分助けられてる。
確かに夏のベラボーに株価が低い時期に拾ったものだから、多少落ちたとしても大して痛く感じない。
さて今日の午前中の動きは示唆に富んでる。
午前10時25分あたりか?
何だか古いネタを掴んだ誰かが円売りドル買いを行い、それを介入なんかと勘違いしたプレイヤーが連動した結果ほんの数分で50銭以上の円安に。
しかし、このとき“介入か?”なんて言ったり、勘違いした連中は相当センスがない。
今の政権のボンクラ財務・金融担当の大臣連中が、G20前のこのタイミングで介入なんかできっこないだろって。
百歩譲って、彼らが全世界を敵に廻す覚悟で介入を行う決意をしたとしよう。
あくまでも百歩譲っての話だ。
その場合、例によってアホみたいに特別会計の2兆円とか3兆円規模の円を売りに出すに違いない。
それが彼らの手法。
そのトホホな手法を熟知している全世界の介入を待ってるFXプレイヤー達は、その一瞬で濡手に粟のように稼ごうと手薬煉を引いているのだ。
だからこそたった数分で50銭程度の円安なんて、あっという間に元の水準に引き戻された。
あの時点で「介入か?」なんて口走ったアナリストとか評論家は転職すべきだね。
しかしだ。
一瞬にして円安に動いたあの動きを見逃してはならない。
もうこのレベルの円高が終焉の時期と思っている人々がそれなりの規模で存在してるってことだ。
発端は米ガイトナー財務長官のワシントンポストの記者の喋ったという「日本円とユーロは米ドル対してこれ以上強くなる必要は無い」といった程度の話。
それも談話直後ではなく、数時間以上経ってからの話を掴んで行動してしまったプレイヤーは痛過ぎるが、もうそろそろ米ドルの反発が来るというのがスタンダードになりつつあるということだろう。
次の円高の波が来た直後に大幅にドルが反発すると見た。
それがヒストリカル79円75銭を割り込むのか、割り込まないのかは微妙なラインになってきたのではないか。
もしG20後にあっという間にヒストリカルを割ったなら、更なる新高値水準を探る展開になるかもしれない。
しかし多分それが最後の波。
アメリカの中間選挙を境に一気に100円超えの方向ではないか?
でもホント悔しいのは、この歴史的水準の円高を国家政策レベルでは活かし切れなかったことだ。
このタイミングでは、小さな政府を標榜するやや極端な自由主義者が政権を担っていて欲しかった…。
当然ながら自由主義者の政権には欠点も多くある。
しかし昨今の日本でやや左翼の連中が政権を握っていたのは痛恨の極み。
本当に上手くいかないもんだよなぁ…。