1757.バンデッドQ 7月23日(月) CATVギリアム監督の冒険ファンタジー。イギリス人の少年が寝室に突然現れた小人たちと一緒に時空の旅に出る話。小人たちは神の使いでありながら、全世界の地図を盗んで、そのタイムホールを用いて盗みを働いているということで、ナポレオン、ロビン・フッド、古代ギリシャ、伝説の世界と旅をして、最後は世界の地図を狙う悪魔と対決のうえ神が出てきて悪魔を倒して、少年ひとり家に帰ったけれど、悪魔の破片に触れた両親が爆死して終わり。このラストの黒さには驚いたけれど、中盤から主人公がその時代にとどまろうとしているのにも違和感があった。最初から孤独な少年という像はまあ典型的かなと思ったけれど、そこの世界で描かれる過剰に発達したハイテク世界への反発があるということなのかな。まあギリアムだったらこれくらいするだろうな、という感じだからすんなり受け入れてはみたものの、消防士役で再登場のコネリーが、両親爆死の後ウィンクして去っていくのはそれが良いことというメッセージなのか。小人は神の使いというから天使で、それがこの外見というのがまた悪趣味だなとか思ったら、木々の管理係というので、思いのほか普通だった。世界観としては思いのほか統一されていて、そこらへんは流石だなという面白さがあった。小道具としてポロライドカメラは、少年時代のロマンを感じさせて、脱出のタイムホールへはちと雑な感じだったけれど、良かった。小人たちのキャラクターも多少分かれているみたいだけれどよく判らなかった。中盤までの史実にあるようなキャラクターは思いのほかきちんとエンターテイメントとして描かれているが、伝説の世界で船の下に大男が出てきたり、暗黒城でシステムキッチンにつられて小人たちが走り出したりする展開は急にモンティパイソンっぽくなって、おなじみのやつだなと思って少し残念。バンデットQ(Time Bandits)【英】 (1981年 103分)監督:テリー・ギリアムキャスト:ショーン・コネリー/ラルフ・リチャードソン/ジョン・クリーズ/イアン・ホルム/デヴィッド・ワーナー/シェリー・デュヴァル脚本:テリー・ギリアム/マイケル・パリン撮影:ピーター・ビジウ製作:テリー・ギリアム製作総指揮:ジョージ・ハリソン/デニス・オブライエン配給:東宝東和美術:ノーマン・ガーウッド衣装:ジェームズ・アシュソン編集:ジュリアン・ドイル録音:マイク・ホプキンス[録音]ジャンル他:tアドベンチャー、tファンタジー、tコメディ、