チャイニーズ・ブッキーを殺した男 | 20031214153606

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月5本くらいを目標に・・・

1575.チャイニーズ・ブッキーを殺した男 8月23日(火) CATVカサヴェテス監督作。ニューヨークでキャバレーを経営する男が、借金を返し終えた記念にカジノでぱーっと遊んだらまた借金をこさえて、ヤクザに中国人の殺しを強要されるという話。相変わらずリアルなタッチで、ドキュメンタリーではないが単なる会話劇でも心地良く観られる面白さ。ちょっと『タクシードライバー』的な感じを受けたのは、映像背景の近さもあるのかもしれないが、やはりこの人物像のリアルさなんだろうなあ、余計な作られた描写がないことがこれほどに映像を刺激的にするのかはよく判らないが、場面に余白がないことも一因かもしれない。うるさいくらいに顔に接近するカメラは本当にニュースドキュメンタリーみたい。印象的だったのはやはり殺害に向かう場面だが、思いの外あっさりやり遂げるからこの主人公は凄い。ドタドタとボディガードが屋敷に入って行き扉の影に隠れてやり過ごすのには笑った。まあそのサスペンスとかアクションではなくこういう風に周囲に翻弄されてしまいながらも自分の居場所を持つ男、居場所を追われる男を描くという点で、暗殺成功後にヤクザに裏切られてからのグダグダした感じも、仁侠映画の死に様ではないが、ほど良い余韻が残ったかな。カサヴェテス自身を投影させたという解説も凄くしっくり来るし判りやすい。ところでブッキーってなんだ。チャイニーズ・ブッキーを殺した男(The Killing of a Chinese Bookie)【米】 (1976年 135分)監督:ジョン・カサヴェテスキャスト:ベン・ギャザラ/シーモア・カッセル/アル・ルーバン/ティモシー・ケリー/ヴァル・アヴェリー 脚本:ジョン・カサヴェテス音楽:ボー・ハーウッド撮影:フレデリック・エルムズ/アル・ルーバン/ロブ・ハーン製作:アル・ルーバン配給:シネセゾン録音:ロバート・ニュードスン/ボー・ハーウッドスタント:クレイグ・R・バクスリーその他:アート・レヴィンソンジャンル他:tドラマ、tギャング、tハードボイルド、