822.魔女の棲む館 1月7日(水) ビデオマスターズ・オブ・ホラー、監督はスチュアート・ゴードン。『ZOMBIO』、『フロム・ビヨンド』の監督らしい。原作はラブクラフト。築300年の古いアパートの一室を借りた主人公は、幻覚と夢遊病に悩まされ、自分が魔女に操られて隣室の赤ん坊を殺そうとしているのではないかと思うような話。中盤までは退屈。人物設定が適当でインパクトもリアリティも無い。隣室の女性と仲良くなるというのも、明日出て行くのにお茶に誘うとか家賃を借りるとか適当な展開。中盤以降、魔女に操られているから何とか対抗しようとし始めて俄然面白くなる。壁の向こうが異次元に繋がっているというような話は、いまいち説明不足で消化不良という感じ。悪夢の映像も、悪くは無いが安っぽくて、まあその点では統一感があるけれど。主人公の演技もそれに合わせたようなやや仰々しい安い感じ。人面ネズミは、顔が常にどアップなのが駄目。不気味さというか真に迫ってくる感じが無くて、どうもフィクション臭が強すぎるのがちょっと気になる。しかし魔女があっさり倒されたのには驚いた、何とか次元の交点をとかいう話は何処へ行った。そしてそこからの展開、ネズミに赤ん坊を食い殺され、主人公も精神病院の独房で食い殺される。この辺りは結構迫力があり、展開も意外でかなり良かった。完全に異世界の話というわけではなく、ただ現実に気付く人がほんの一部という設定は面白い。尻上がりに調子を上げた作品かな。前半はなんか漫画みたいだったが。★★☆ 全体的にやや安っぽいが後半の畳み掛ける悲劇はなかなか見応えがある魔女の棲む館(H.P. LOVECRAFT'S DREAMS IN THE WITCH-HOUSEMASTERS OF HORROR: H.P. LOVECRAFT'S DREAMS IN THE WITCH-HOUSE)【米】(2005年 58分)監督:スチュアート・ゴードン 製作総指揮:キース・アディス/モリス・バーガー/スティーヴン・R・ブラウン/アンドリュー・ディーン 原作:H・P・ラヴクラフト 脚本:デニス・パオリ/チュアート・ゴードン 撮影:ジョン・ジョフィン 音楽:リチャード・バンド 出演:エズラ・ゴッデン/スーザン・ベイン/ジェイ・ブラゾー/アンソニー・ハリソンジャンル他:tホラー、tモンスター、tシリーズ、tSF、評価:★★☆