906.ブレイン・スナッチャー 恐怖の洗脳生物 5月17日(日) CATV人を乗っ取る寄生型宇宙人と人間との戦い。No.813『ヒドゥン』的な感じだが、全体的にチャチな雰囲気が漂う割りに描写もテンポも良く出来ていると思う。結構退屈せずに観られる。寄生してどんどん広まっていくという状況の恐怖が、主題ではなく冒頭に出てくることにちょっと驚いた。というか開始15分でもうエイリアンが姿を見せて、不気味な恐怖みたいなところが消えてしまうところに驚き。中盤以降はやや個人的な戦いという方向にシフトするためか、中盤以降尻すぼみな印象も受ける。ドナルド・サザーランドが完璧に主役の息子を食ってしまっていて、そこら辺が尻すぼみの原因かも。予算配分の都合なのだろうが、仰々しい舞台設定の割りにアクションが拙くてちょっと違和感がある。本来は親子関係と、エイリアンと人間の関係を後半の主題にしたいのだろう。サザーランドは良くやっているけれど、なんか描写がチープな印象で物足りない。終盤にもちょくちょく入る洗脳人間の恐怖描写に気が散らされてしまうくらい。そういえばエイリアンに寄生された後何か禁断症状みたいなものを呈するという話題は、主人公がいきなり寄生されてから消えてしまったな。ラスト、ヘリで親父と一騎打ちだが、このオチ的な場所に親子関係のまとめという大事な場面を持ってくる流れには驚いた。冒頭にいきなり一番怖いシチュエーションを持ってきたのと同じで、あえてオーソドックスを避けたの考えなしに変な構成にしたのか判らない。巣があるという流れで銃撃戦に持ってくる流れは結構良いと思ったが、女一人連れ戻すために突入というのもな。そういえば猫に寄生してヒロインに寄生するという発想は面白かったが、なんか辻褄の合っていない気がする。★★ なんか構成が変で結構チープながらそれなりに楽しんで観られるB級SF(The Puppet Masters)ブレイン・スナッチャー/恐怖の洗脳生物(The Puppet Masters)【米】 (1994年 110分)監督:スチュアート・オームキャスト:ドナルド・サザーランド/ウィル・パットン/キース・デヴィッド/ヤフェット・コットー/エリック・タール原作:ロバート・A・ハインライン脚本:デヴィッド・S・ゴイヤー/テッド・エリオット/テリー・ロッシオ音楽:コリン・タウンズ特殊メイク:グレッグ・キャノンジャンル他:tSF、t原作、tホラー、t宇宙人、