1560.グッドモーニング,ベトナム 7月31日(日) BSロビン・ウィリアムス主演のベトナム戦争もの。陽気なDJとしてサイゴンにやってきた主人公が、堅物上司に苛められながらもクールな放送で人気となり、ベトナム人の彼女と友人も出来て、でも戦争によりそういう繋がりも失われて、みたいな感じ。戦争ものではあるが暗さはあんまりなくて、特に前半のラジオ放送の勢いからテンポ良くみせるという感じ。主人公のすべてにアメリカンジョークが入っているようなトークは軽快で、最早それだけで映画の流れを規定しているかのよう。友人がベトコンというオチはすぐに判るし、まあありがちな描き方かなとは思うが、最初のラジオ放送と、兵士たちに、戦争に接してからのラジオ放送とでメッセージが異なっている辺りはすごく綺麗にまとめたなという印象。この映画を観て、ベトナム戦争が如何に面白いかを再発見した。米軍基地の物質的豊かさと、余裕と紙一重にある狂気、ジャングルやベトナムの村の自然、アメリカとベトナムの対比が強烈過ぎて、このすべての要素が面白い。ジョークネタというわけではないが、前の支局ではNo.1561『その男ゾルバ』みたいな女しかいなかったというネタには超笑った。ロビン・ウィリアムスのDJトークはお見事の一言。フォレスト・ウィテカーも80年代が全盛期なんだなって初めて知った。米軍放送の人気ディスクジョッキーの目を通して描かれた、もうひとつのベトナム戦争。戦闘場面を描くことなく、笑いとヒューマニズムのうちに戦争を批判。毎朝、「グッドモーニング、ベトナム!」の叫び声とともに始まる彼の放送はロックあり、毒舌ジョークありで米兵たちに絶大な支持を得るが、ある日彼は軍で禁止されていた事項についてしゃべったため、DJを降ろされる。主演ロビン・ウィリアムスの出世作ともなった快作。<作品情報>(原題:GOOD MORNING,VIETNAM)〔製作〕マーク・ジョンソン、ラリー・ブレズナー 〔監督〕バリー・レビンソン 〔脚本〕ミッチ・マーコウィッツ 〔撮影〕ピーター・ソーバ 〔音楽〕アレックス・ノース〔出演〕ロビン・ウィリアムス、フォレスト・ウィテカー、トゥング・タン・トラン ほか(1987年・アメリカ)〔英語/字幕スーパー/カラー/レターボックス・サイズ〕グッドモーニング,ベトナム(Good Morning, Vietnam)【米】 (1987年 120分)監督:バリー・レヴィンソン〔1942年生〕演出:石田勝心キャスト:ロビン・ウィリアムス/フォレスト・ウィッテカー/J・T・ウォルシュ/ブルーノ・カービイ/ノーブル・ウィリンガム声:安原義人/水島裕/堀勝之祐/三ツ矢雄二/小林修音楽:アレックス・ノース撮影:ピーター・ソーヴァ/フレディ・クーパー製作:マーク・ジョンソン/タッチストーン・ピクチャーズ制作:バンダイ配給:ワーナー・ブラザース美術:ロイ・ウォーカー編集:ステュー・リンダー字幕翻訳:進藤光太ジャンル他:t戦争、tコメディ、tドラマ、t言葉、