1043.プルートで朝食を 10月31日(土) CATVゲイの少年が、家を追い出され、IRAと関わりながら、実の母親を探しにロンドンにやって来て、という形の伝記的というかロードムービー的な映画。原作小説がそうなのか判らないが、細かくチャプターに分かれていて、特に序盤は映画が細切れにされているようで嫌だった。要は主人公は自分を嘘偽りなく持っていて、それ故特にカトリックの強いアイルランドの田舎町で反発を受けていたというのが序盤。新婦と家政婦との間の子供と知る場面の見せ方は非常に上手で凄く良かった。あと印象に残った場面は、地下鉄のホームで母親らしき人物を追って電車を見送る場面、画面が明るくなるのもちょっと面白かった。ロックバンド、手品師、革命家、警察官など多くの人と関わりながら母親を探すが、その過程で一般的にマイノリティで迫害される立場にありながら人間的魅力を持って描かれているその人物像がドラマの肝か。ちょっと好かれるという設定が先走りな気もするが、キリアン・マーフィの演技はなかなか素晴らしい。多分時代背景みたいなものも意識して作られているのだろうが、それにあんまり気をとられずに、人を愛する姿勢を肯定的に描くという主題が最後まで貫かれていて、後味もまあまあ。★★☆ 人を愛するという主題もキャラもしっかりしているがドラマとしてはそれなりプルートで朝食を(Breakfast on Pluto)【英・アイルランド】 (2005年 127分)監督:ニール・ジョーダンキャスト:キリアン・マーフィ/リーアム・ニーソン/スティーヴン・レイ/ブレンダン・グリーソン/イアン・ハート/エヴァ・バーシッスル脚本:ニール・ジョーダン撮影:デクラン・クイン製作:ニール・ジョーダン/スティーヴン・ウーリー配給:エレファント・ピクチャー特撮:フレームストアCFC編集:トニー・ローソン〔編集〕ジャンル他:tドラマ、t恋愛、t同性愛、tロードムービー、t原作、