1844.怒りの日 9月21日(土) CATVカール・ドライヤー監督作。舞台は17世紀で、主人公は牧師の後妻で、その息子が帰郷してきたところ、魔女狩りが行われてある女性が火あぶりに処されるが、その際に牧師に後妻の母親が魔女だったがそれを後妻可愛さにもみ消したのだから自分も救ってくれと懇願される。火あぶりの後もそのことで心を悩ませていたところ、主人公は夫が全く構ってくれないために青春を犠牲にしたと思っていて息子と恋仲になってしまい、主人公も自分の母親が魔女であったということを聞いてしまい、最後には主人公は夫に死ねばいいのにと言い放ち、夫は死に、葬式の場で夫の母親に告発されて、告白して終わり。魔女狩りに対してどういうスタンスなのかが判らなかったから最初は戸惑ったが、単純に悪い女性という感じで受け止めて観られた。映像的にはまあ思ったより綺麗だけれどこんなものかという感じだが、展開は思ったより複雑で面白かった。主人公の女性が前半は被害者のような、困らされる構図で、後半ははっきりと悪女として振舞いが変わるのが面白く、またそれが抑圧されていた若者の恋という動機がはっきりとしていて良かった。最後、夫に向かって死ねばいいと連呼するくだりの迫力はなかなかで、そこから本当に死んで、葬式の場での母親の告発、すべてを察したような主人公の顔からの告白は、なんかそれで魔女となって終わりってこれで良かったのかなと思わないでもないが、かっちりとした映像でなかなか悪くないラストだった。主人公は凄く美人のように観えてちょっとそうでもないというか、目つきが悪いというか、そういう演技だと擁護してもいいのだけれど。魔女が孫をその能力で誘惑してと母親が告発するや否や目が覚めてすっと主人公のそばを離れた息子が空気みたいな存在で笑えた。怒りの日(Day of Wrath(VREDENS DAG))【デンマーク】 (1943年 93分)監督:カール・テオドール・ドライエル脚本:カール・テオドール・ドライエル製作:カール・テオドール・ドライエルその他:IMAGICA/パイオニアLDCジャンル他:tドラマ、t古い、t白黒、t宗教、t女性、