真実の瞬間  | 20031214153606

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月5本くらいを目標に・・・

1341.真実の瞬間 11月7日(日) CATVロバート・デ・ニーロ主演の、ハリウッドの赤狩りを描いたドラマ。欧州から帰ってきた映画監督が共産党員の嫌疑をかけられて仕事を失い生活も困難になってしまうが、公聴会では決して仲間を売らないと断固たる態度を示したという話。ハリウッドが当時の狂騒をいかに捉えているかというのがまあ興味の一つではあって、人々の苦悩はまあまあ描けていると思う。ただ、赤狩りによって多くの人々が災難を被った、という型通りのメッセージに過ぎないかな。デ・ニーロは良かったし、公聴会での遣り取りも盛り上がったが、どうもエピソードが断片的というか話全体を覆いこむような一つの世界観を作り上げるには至っていなかった。デ・ニーロの仕事中毒でありながら仲間を想う姿というのも、良い人物というレベルに留まっていたようだし。仲間を売った友人との対比がもうちょっと決まれば良かったのかな。距離を置くように冷静に描こうとして淡々としすぎてしまったという感じ。他にもNo.266『マジェスティック』など同内容の作品はあるが、今回に限っては赤狩りを描き出すことには達していないと言わざるを得ない。スコセッシは若くて眉毛も短いけれどすぐに判っちゃった。真実の瞬間(とき)(Guilty by Suspicion)【米・仏】 (1991年 104分)監督:アーウィン・ウィンクラーキャスト:ロバート・デ・ニーロ/アネット・ベニング/パトリシア・ウェティグ/サム・ワナメイカー/マーティン・スコセッシ/クリス・クーパー/アダム・ボールドウィン/イレーナ・ダグラス/マーゴ・ウィンクラー脚本:アーウィン・ウィンクラー音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード編曲:ブラッド・デクター撮影:ミヒャエル・バルハウス製作:アーノン・ミルチャン/アラン・C・ブロンクィスト製作総指揮:スティーヴン・ルーサー配給:ギャガ・コミュニケーションズジャンル他:tドラマ、tノンフィクション、t政治、