2174.関心領域 2024年6月30日(日) 映画館
アウシュビッツ収容所の隣に住む所長一家の話。遊んでいる河に灰が流れてきたり、夜じゅう煙突から焼けている明かりと煙が届いたりといった描写はあるが、具体的な囚人などは出てこない。奥様方も強制収容されたユダヤ人の物品をくすねようとした話が常識として出てくる。しかしだからといって子供が暴力的であるとか異動で家を出ることになった奥さんがピリピリして当たり散らすとかが特別なさまであるとは思えず、むしろ安直につなげて理解しようとすることに警鐘を鳴らしているように思えた。たとえるなら、焼肉を食べるときに殺される牛や環境負荷を知らないわけではないのに見ないふりをして利益を享受する、翌日もたれるのを知っていて遅くまで飲んで食べる利益から逃れられないというような、生きる弱さと表裏一体、的な。
関心領域(THE ZONE OF INTEREST)
【米・英・ポーランド】(2023年 106分)
監督
ジョナサン・グレイザー
製作
ジェームズ・ウィルソン
エヴァ・プシュチンスカ
原作
マーティン・エイミス
脚本
ジョナサン・グレイザー
撮影
ウカシュ・ジャル
出演
クリスティアン・フリーデル
ザンドラ・ヒュラー
ラルフ・ハーフォース
ジャンル他:t原作、tドラマ、t戦争、t狂気、tノンフィクション、
2173.無名 2024年6月30日(日) 映画館
第二次大戦下の中国で、日本の傀儡である汪兆銘政権で諜報機関に属する主人公たちのスパイアクション。基本的には現地の日本陸軍の味方をしながら実は共産党のスパイで、という話。時系列が複雑で、追い切れていない描写はあるが、テンポよくアクションは格好よく、結構面白かった。結局主演二人とも共産党スパイなのだが、お互いにそれがいつ判ったのか、ホテル内でのすごいアクションをするために前座でボコボコにされた日本兵が少し可哀そうだった。地元の料理なのか小エビを生きたまま赤い酒か何かに漬けている料理のインパクトがすごかった。
無名(HIDDEN BLADE)
【中】(2023年 131分)
監督
チェン・アー
脚本
チェン・アー
撮影
ツァイ・タオ
リャオ・ニー
出演
トニー・レオン
ワン・イーボー
ホアン・レイ
ジャンル他:t戦争、tスパイ、tアクション、tサスペンス、
2172.リンダはチキンがたべたい! 2024年6月30日(日) 映画館
これは面白かった。掘り出し物だと思う。フランスの団地住まいの母子家庭の子供リンダ。母親に濡れ衣で怒られたお詫びにとチキン料理をリクエストするが、その日は全土ストライキでチキンが手に入らないところからの大騒動。窃盗、カーチェイスからのフランスらしいロマンス、子供対大人の世界、大団円と、展開も予想できないしケロッとしたキャラクターがフランスらしい。何より子供たちが自治しているというか自立した社会を持っていて大人を追い出すという世界観がフランスらしくてとても良かった。いきなり母親を口説いてくる運転手が最高だった。
リンダはチキンがたべたい!(LINDA VEUT DU POULET!/CHICKEN FOR LINDA!)
【仏・伊】(2023年 76分)
監督
キアラ・マルタ
セバスチャン・ローデンバック
製作
ピエール・ボッサロン
マルク・イルメ
エマニュエル=アラン・レナル
脚本
キアラ・マルタ
セバスチャン・ローデンバック
編集
カトリーヌ・アラドゥニス
音楽
クレモン・デュコル
声の出演
メリネ・ルクレール
クロチルド・エム
パトリック・ピノー
レティシア・ドッシュ
声の出演(日本語吹替版)
落井実結子
安藤サクラ
リリー・フランキー
ジャンル他:tアニメ、t子供、tコメディ、tドラマ、
2171.ミッションインポッシブル デッドレコニング 2024年6月30日(日) DVD
シリーズ第7作の前編。危険なAIが世界のウェブ上に放たれて、北極海に沈む潜水艦にあるAIの片割れをめぐって、手掛かりとなる鍵を奪い合う話。電子システム的なものが発達しすぎて設定としてはもうよく判らないけど、このガバガバな感じがNo.111、No.366、No.778『ミッションインポッシブル』第1作みたいでちょっと良い。ネットにつなげないので紙やなにやでIMFがてんやわんやという点だけ面白かった。アクションはほかの映画とも別格の面白さで、予告で流れていたバイクからのダイブも、劇中でずいぶん引っ張ったと思ったがしっかり見せてくれて満足。
ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(MISSION: IMPOSSIBLE - DEAD RECKONING - PART ONE)
【米】(2023年 164分)
監督
クリストファー・マッカリー
製作
トム・クルーズ
クリストファー・マッカリー
脚本
クリストファー・マッカリー
エリック・ジェンドレセン
撮影
フレイザー・タガート
プロダクションデザイン
ゲイリー・フリーマン
衣装デザイン
ジル・テイラー
編集
エディ・ハミルトン
出演
トム・クルーズ
ヴィング・レイムス
サイモン・ペッグ
レベッカ・ファーガソン
ヴァネッサ・カービー
ジャンル他:tアクション、tシリーズ、t原作、tスパイ、
2170.ドッグマン 2024年6月30日(日) 映画館
父と兄に虐待され犬小屋に閉じ込められ過ごした主人公は、犬と心が通じる女装男として、犬を使った強盗などを繰り返していたがマフィアに喧嘩を売ったせいでボロボロになりながら神に救いを求めるというような話。主人公の演技も良かったし、話は奇想天外ではあるがわりと楽しく観られたかな。犬小屋に貼られたGODの文字が裏返ってDOGになる演出は好き。警察署で話を聞く心理官か警察官かが、DV夫と別れ子育てしているドラマの挿入の意味が、よく判らなかったかな。
ドッグマン(DOGMAN)
【仏】(2023年 114分)
監督
リュック・ベッソン
製作
ヴィルジニー・ベッソン=シラ
脚本
リュック・ベッソン
撮影
コリン・ワンダースマン
プロダクションデザイン
ユーグ・ティサンディエ
衣装
コリーヌ・ブリュアン
編集
ジュリアン・レイ
音楽
エリック・セラ
出演
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ
ジョージョー・T・ギッブス
クリストファー・デナム
クレーメンス・シック
マリサ・ベレンソン
グレイス・パルマ
ジャンル他:tB級、tアクション、t動物、t伝記、
2169.哀れなるものたち 2024年6月30日(日) 映画館
エマ・ストーンは頑張っているけれど、映画として面白いかとか迫力があるかというと、どうでしょうね。マーク・ラファロもウィレム・デフォーもすごくよかったけれども。キリスト教のバックボーンがもっとあるとそれぞれの描写の意味やインパクトがもっと感じられたのかもしれないが、どちらかというとB級映画的な仕上がり。
哀れなるものたち(POOR THINGS)
【英】(2023年 141分)
監督
ヨルゴス・ランティモス
製作
エド・ギニー
アンドリュー・ロウ
ヨルゴス・ランティモス
エマ・ストーン
製作総指揮
オリー・マッデン
ダニエル・バトセク
原作
アラスター・グレイ
脚本
トニー・マクナマラ
出演
エマ・ストーン
マーク・ラファロ
ウィレム・デフォー
ジャンル他:t原作、tSF、tドラマ、t伝記、t女性、t宗教、
2168.アクアマン2 2024年6月30日(日) 映画館
前作が傑作といってもいい出来だったのに、どうしてこんな凡庸な続編になってしまったのか。敵の設定は唐突で、アクションに緊張感はなく、展開は行き当たりばったり。せっかく子供が出てきたのだから、たださらわれるだけでなく、能力に変化が起きるとか仕掛けを作っても良かったんではないかなあ。キッドマンの出番も少なくて持ち腐れ。
アクアマン/失われた王国(AQUAMAN AND THE LOST KINGDOM)
【米】(2023年 124分)
監督
ジェームズ・ワン
製作
ピーター・サフラン
ジェームズ・ワン
ロブ・コーワン
製作総指揮
ウォルター・ハマダ
ゲイレン・ヴェイスマン
原案
ジェームズ・ワン
デヴィッド・レスリー・ジョンソン=マクゴールドリック
ジェイソン・モモア
トーマス・パー・シベット
脚本
デヴィッド・レスリー・ジョンソン=マクゴールドリック
出演
ジェイソン・モモア
パトリック・ウィルソン
アンバー・ハード
ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世
ニコール・キッドマン
ジャンル他:tシリーズ、tヒーロー、t海、t原作、tアクション、tファンタジー、
2167.キングダム3 運命の炎 2024年6月30日(日) DVD
シリーズ3作目。童扱いだった主人公が、隊長として活躍するという話。解説陣が、戦力の差はあるけれどつまりは将軍の差で勝敗が決まるということですねって連呼しているのが面白かった。敵の将軍を討ち取ったら、敵がみんな意気消沈して反撃もせずとぼとぼ帰っていくのが面白かった。
キングダム 運命の炎
【日】(2023年 129分)
監督
佐藤信介
アクション監督
下村勇二
原作
原泰久
脚本
黒岩勉
原泰久
撮影
佐光朗
美術
小澤秀高
衣装
宮本まさ江
編集
今井剛
出演
山﨑賢人
吉沢亮
橋本環奈
清野菜名
満島真之介
ジャンル他:tアクション、t原作、t戦争、tシリーズ、
2166.スパイファミリー 2024年6月30日(日) 映画館
良くも悪くも普通のファミリー向けアニメ映画。申し訳ない程度に、話に絡まない主要キャラクターがちょい出するところなんか、とくに。アーニャのスイーツ調理試験のために旅行、旅先で軍人に絡まれる、アーニャのくすねたチョコがもとで軍人に追われる、悪い軍人と戦闘機でアクションという流れ。原作はよく知らないが、ヨルに強そうな敵を当てつつ工夫もなく倒すというところが、持て余している感がすごかった。
劇場版 SPY×FAMILY CODE: White
【日】(2023年 110分)
監督
片桐崇
監修
遠藤達哉
制作
WIT STUDIO
CloverWorks
原作
遠藤達哉
声の出演
江口拓也
種崎敦美
早見沙織
松田健一郎
ジャンル他:t原作、tアニメ、tシリーズ、tアクション、tコメディ、
2165.ゴジラ−1.0 2024年6月30日(日) 映画館
まったく期待していなかったが、意外と面白かった。序盤からゴジラが出てきてくれるし、銀座の破壊シーンも見ごたえがあった。人間ドラマとしては、やはり現代よりも戦争時のほうが、現実離れしている分受け入れやすいような気がする。特攻隊員として戦闘機の故障を言い訳にし、ゴジラ襲来時にも機銃を撃てず、そのために死んだ人たちに縛られ戦後に生きることに前向きになれなかった主人公。その周りに都合よく美人や赤ちゃんや仕事仲間が出てくるが、戦争を終えられていないというスタンスを強調するには判りやすいと思った。最後の戦いも、効いたか効かないか若干判りにくいし、船が来る当たりのご都合感も目立つけれど、戦闘場所の設定も主人公のけじめ的にも良かったのではなかろうか。
ゴジラ-1.0(GODZILLA MINUS ONE)
【日本】(2023年 125分)
監督
山崎貴
製作
市川南
脚本
山崎貴
撮影
柴崎幸三
美術
上條安里
衣裳
水島愛子
編集
宮島竜治
出演
神木隆之介
浜辺美波
ジャンル他:tシリーズ、tパニック、tアクション、tモンスター、
