お立ち寄り下さり、ありがとうございます。
この山の町の暮らしでは、様々な命に出会います。
海を渡る蝶「アサギマダラ」
この後、多くの虫や生き物が登場しますので、“ワイルドなライフ”が苦手な方は先に進むのは断念して下さいね。
先日、雨降る林道を車で走っていた時、パートナーが道の中ほどで動く何かを見つけ、大きくハンドルを切りました。
通り過ぎてバックミラーで確認したところ、大きなカエルがのそのそと道路を横断中。
パートナー曰く、「スピード出していたら避けられなっかった」。
「このままでは車に轢かれてしまう」と車を停めてもらい、カエルの元に駆け付けました。
もう少し、というところで別の車がやって来て、「ああ、轢かれるところを見てしまうのか」と思ったところ、運よく車輪の間で難を逃れました。
枝を探して持ち上げようと思ったのですが、体は大きいし、枝は雨に濡れてフニャフニャするし…
致し方なし、素手で持ち上げ、道路わきの茂みに放しました。
君は誰ですか?
全長15㎝×巾10㎝はありますよ
よく見れば左脚がつぶれているようでもあり、既に車に轢かれていたのかも?
のそのそと横断していたのは、跳ねることが出来ないのかも?
※虫は数えきれないほど、ヘビ、キジ、サル、タヌキやキツネが轢かれているのを見かけます
森の中にはたくさんの生き物が暮らしていて…
時に癒され、時に驚かされ…
こんな発見的瞬間に出会うことも!
台所でも出会えます!
ボロボロになった羽で蜜を吸う蝶の生命の強さに出会ったり…
誰もいない山の中で命を終えようとしている蛾に出会ったり…
命の終わりを目の当たりにしたり
雛の誕生を見れば、カラスの鳴く声に胸騒ぎを覚え…
絶滅危惧種だと分かっていても、来年会えることを祈ることしか出来ない
もう会えない可憐な花
伐られることを待つ木たち
なぎ倒される瞬間、響き渡る音
自然は厳しいものだから、それを見届ける覚悟は必要だけれど、それが人間の勝手によるものだとしたらあまりに辛い。
山の町は「命の授業」に溢れています。
もちろんどこにいても同じだけれど、ただ気づかず過ごせているだけ。
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