miccuのおへや -4ページ目

解決する日がくるのか。。

28日。
娘miccuの定期診察でした。

記録のために今の心境を残します。

骨も成長してきた娘の足。

今回の診察では、
足の長さをはかり、説明がありました。




結果は約1.5cmくらいの差があります。
一応正常範囲です。
2cmを超えると少々心配のようですが、
なんとかクリア。

骨もしっかり丈夫になってきました。



こうして考えると、
昨年9月19日から、まもなく1年。
やっと、ここまできました。

もう、治療という治療はありません。
経過を見ていくしかありません。

通常生活を送れるようになったmiccuですが、
疲れた時に歩き方がおかしくなります。
びっこをひく歩き方になります。
それはなぜなのか。。。相談すると
筋肉の問題もあるようです。
筋肉がまだ完全には回復していない。

そして、5月に家族旅行をしてプールに入ったとき、
miccuの左足だけが沈んでしまいます。
それはなぜなのか、、、
筋肉の問題かもしれません。。

筋肉の問題。。これは、この先いつ完全に回復するのか、
いつ、元に戻るかなんてわからないようです。

でも、まだ7歳だから、戻る可能性が高い。。

戻る可能性が高い。。高い。。可能性。。

さらに、まだmiccuは自転車に乗れません。
でも、自転車に乗りたい!みんなと同じように乗りたい。
その強い願いをもったmiccuに先日自転車をプレゼントしました。

すると、、自転車を押すことすらできない。。

腕の筋力も、すべて落ちていたことがわかりました。
なかなか気づけなかった。腕の筋肉。

そりゃ~そうです。
半年以上も足が不自由な生活。
寝たきりも多かった生活。すっかり腕の筋力も衰えてた。。
でも、子供だから、筋力はついてきます。
いつか・・・いつか・・・いつか・・・

普段の生活ができるようになってから、
「よかったね~」「子どもの成長はすごいね~」
そんなことを多く言われます。
本当にそうです。
でも、、衰えたところを戻していかなければならない
それはmiccuにとって、精神的にも肉体的にも過酷なんです。

もちろん、学校の学力だって。。そう。
(ま。。ここはそれほど期待はしていませんが・・・笑)

足の長さの違いが2cm以内で済んだ。
よかった。。よかった。。

親としてはそう思えないのです。
だって。。事故にあわなければ、こんな足の長さの違いだってなかったんですもの。
筋力だって衰えなかった。
今頃、自転車だってスイスイ乗れている年齢ですもの。

その思いが強くありますが、
それでも、命が助かり、こうして生活を送ることができている。
神様に感謝です。

でも。。でも。。
2月に見つかった加害者は一体なんなの?
知的障害者だからと一度は不起訴になり、
その後、私たちは告訴をしました。
そして、再捜査になり、処分保留、検討中のまま
まだ、連絡もきません。

娘が過ごしたこの1年。辛くて、試練ばかりだったこの1年。
何事もなく、、、
「あ。。。スピード出してひいちゃった。。」
そのくらいにしか思ってないのでしょうか。
いくら知的障害者だとしても、働けて、自転車にも乗れるほどの人。
そして、その親も。。

そして、miccuは快方に向かっています。
たしかに。。けど、いつか正常にもどる可能性が高いです。
そういわれて、いつか治療が終わり、
そのいつかを知ることもできないまま、この治療はいつか終わりを迎えなければなりません。

だって、いつか・・・のいつかは、、2年か3年後ですから。
そして、正常に戻らなかったとしても
レントゲンで見なければそれほど気にならない。。

それほど気にならない。。。それほど。。。それほどってなんだ!

大事な大事な娘の体をこんなにまでして、
娘の足に乗り上げて、骨を真っ二つに切られて、
それでも、処分もされず、
やられたほうは、それほど気にならないから、
ま。。これでよかったですね。

そんな事ってある??

同じ町会に住んで、何事もなく痛い思いもせずしてきた加害者家族。
きちんとした謝罪もなく、(一度電話が入りましたが、電話ってなんだ?)
何事もなく過ごしている。

それで被害にあった私たち家族は常にいつも
困難に立ち向かい、涙を流し、それを乗り越え、
笑顔で前を向いていこう。笑顔でいた先に必ず幸せがある。
そう信じて、毎日必死で過ごしてる。

「知的障害者」というその言葉に
何度苦しめられたか。。。
法律は「知的障害者」ならば何をやっても許されてしまう。
何のための、警察だ、検察だ、法律だ。

被害者は、あっという間にいろんなことを奪われて
それでもなお、残念でした。。そう言われている。

相手が「知的障害者」だから。。

一体なんなの?
自転車に乗れて、あんなにスピードを出せて、
そして、それを普通の生活にしていて、
それでも軽度の障害者。

軽度ってなに?軽度ってなんだ?

軽度でも知的障害ならば、法律は許してしまう。

一体なに??

障害障害障害障害・・・・。

一体なんなんだ!

私がお腹を痛めて、苦しんでやっと出会えた娘を
こんなにまでして、
一生消えない傷まで負わせて、
一体なに??
ちょっとぶつけて青タンができたわけじゃない。
娘が飛び出してひかれたんじゃない。

歩道を、、歩道のはじを歩いていただけ。
よけた娘にぶつかって、乗り上げて、逃げてった。
私はその一部始終を見てた。
溢れてくる血に震えるほどの恐怖を感じ、
2週間は命も危険も考えた。
3度の手術をして、いろんないろんな歯車も変わった。

心が折れそうになって、目の前が真っ暗になって
それでも、一部始終をみていた私が
なぜ、加害者を捕まえることができなかったんだと責められたこともあった。

捕まえれるわけない。10mも先にいた加害者より、
目の前にいる娘の方が大事に決まってる。
逃げるなんて思ってない。
目の前の陥没してしまった娘の足をみているだけで体中が震えた。
それでも、溢れてくる血をおさえなくては・・・
震えながら、家から大量のタオルを持ってきて、
娘の足をおさえると、みるみるみるみる血があふれてきて、
一体どうしたらいいんだって、、、体の奥から震えた。

そんな日から、もう少しで1年。

次の診察は、事故から1年と10日後。


命があってよかった。歩けるようになってよかった。
生活できるようになってよかった。
本当にそうです。

でも、誰のせい?誰のせいなんだ。
憎んでも仕方ない。。責めても仕方ない。
時間は取り戻せない。
だから前に進もう。。。そう思っていても
難題は降ってくる。。山のように降ってくる。。

そして、家の前で起きた事故。
いつまでも、、トラウマから脱出できないのは、、私。。

この家に住むのも限界なのか。。

いや、いつか笑い話に変わるのか。。
こんなこともあったね~。そんな風に思える日がくるのか。。。

母親として、、深く考えすぎなのか。。
いや、、違う。。許されるわけないじゃん。
許されるわけないじゃん。。許せるわけないじゃん。
何にも悪いと思ってないんだから。。。。

そんな思いが頭から離れない。。

なんなんだ。。。この流れは。。。

神様、、お願い。。流れを変えて。。。
流れよ。。変われ。。。

変えてください・・・。