櫻葉さんのお話です。

腐です!腐なんです!
BLですよ~~!!!
Sleeping Beauty】の二人の続編です。

意味のわからない方、ダメな方は戻ってくださいねニコニコ



【23】
俺の名前を何度も呼びながら、しがみつくように抱きついてきた相葉くんの身体を受け止める。

小さく震える、細い身体を強く抱き締めて、その柔らかな髪を撫でる。

「やっぱり泣いてるじゃん。」
「さっきのは違うもん。」
「そうなの?」
「これは、嬉し涙なの。」
「そっか。」

その首筋に顔を埋めて、相葉くんの身体を力いっぱい抱き締める。

「相葉くんが好きだよ。」
「……うん。」
「相葉くんだけだよ。」
「……うん。」

その背中や髪を撫でていると、鼻をズビって一回大きく啜って、大きく息を吐いた。

「翔ちゃん……お願い。」
「ん?」
「俺の顔見て、好きって言って。」

抱き締めていた身体を少し離すと、相葉くんの大きな両掌が俺の頬を、優しく包み込む。

「翔ちゃんの……この唇で、翔ちゃんの声で……俺の事、好きって言って。」
「好きだよ。相葉くんが好き。」
「俺も、翔ちゃんが好き。」

そう言って微笑む相葉くんは、凄く綺麗で。

「ねぇ、相葉くん……さっきの答えは?」
「え?」
「今日、泊まってよ。俺が眠るその瞬間まで
一緒にいて。夢の中でも一緒にいて。朝起きた時に一番におはようって言って。俺と……朝まで一緒にいてよ。」

俺の言葉に、一瞬ぽかんとした顔になって。

くふふって小さく笑う。

「翔ちゃんってば、我が儘だなぁ。」
「……ダメ?」
「翔ちゃん、ホントに良いの?」
「良いよってか、泊まって欲しいよ。」
「うそぴょーん!とか、無しだよ。」
「言わねーわ!」

頭を小突くと、いてーよ!翔ちゃん!って言いながら、うひゃひゃって楽しそうに笑う。

いつもの太陽みたいな笑顔から、急に男らしい表情になって、さっきよりも綺麗に綺麗に微笑む。

泣いて、笑って、微笑んで……瞬間瞬間に変化する相葉くんの表情に、見蕩れてしまう。



どんどん魅せられる



もっと



もっと、色んな表情を見たいと思う



「翔ちゃん……キスして。そしたら、泊まってく。」

相葉くんの指が、俺の唇にそっと触れる。

「翔ちゃんが寝る瞬間まで、俺にキスして。夢の中でもキスして。朝起きたら一番に、おはようのキスして。」

唇をなぞる指を捕まえて、指先にキスをする。

「相葉くん、我が儘だな。」

くふふって笑う我が儘なその唇に、軽くキスをして、そのままベッドに押し倒した。