櫻葉さんのお話です。
腐です!腐なんです!
BLですよ~~!!!
意味のわからない方、ダメな方は戻ってくださいね
【52】
何度も何度も唇が触れ合って。
唇が少し離れただけで、寂しくて。
少しだけ目を開けると、甘く俺を見つめる翔ちゃんと視線が絡んで。
もう一度、唇を合わせた。
お互い誘うよう少し覗いた舌が触れた瞬間に、舌を絡める深いキスに変わる。
翔ちゃんの太い首に腕を絡ませると、俺の背中に回っていた翔ちゃんの腕に、肩と腰を引き寄せられて、密着する体。
深く味わう翔ちゃんの唇も、絡ませた熱い舌も、飲み込んだ翔ちゃんの味も……やっぱり夢とは違う。
俺の夢より……
もっと熱い
もっと甘い
もっと……蕩ける
溺れる
「翔ちゃんのキス……気持ちいい。」
「照れるから止めて。」
唇を離して耳元で囁くと、照れて笑う翔ちゃんが可愛い過ぎる。
「翔ちゃん、可愛い。」
「だから、可愛いのは相葉くんだってば。」
やっぱり、翔ちゃんは可愛い
イケメン王子様だけど
やっぱり綺麗で可愛いお姫様
「やっぱり……。」
「ん?」
「やっぱり、俺が翔ちゃん抱きたい。」
そう言った途端に、情けない顔になった翔ちゃんが、ガックリと項垂れる。
「相葉くん……そこは、ゆっくり話し合いしようね。」
「えぇぇ~~!翔ちゃぁ~~ん!お願い!」
翔ちゃんの撫でた肩を掴んで、グラグラと揺さぶると、項垂れたまんま、しばらく俺に揺さぶられていた翔ちゃんが顔を上げた。