雪舟さんは元々 絵を描くことが大好きで、お経を唱えることも忘れて 絵を描いていたので、和尚さんは頭を痛めたそうです。



山門は立派な瓦葺きで、仏殿まで真っ直ぐ続く道。  門をくぐるごとに少しずつ上がって行きます。



仏殿前には二本の大きな木が、仲良く寄り添っていて、これも門のようでした。

標高もないですし、林も深くはないんですが、宝福寺の中にはたくさんの樹木が植わっているため、あちこちに素晴らしい苔が生えています。  この苔の絨毯が落ち着きのある空間を作り出しているのだと感じました。

どの灯籠も歴史を感じられるものばかりで、石の肌が経年を物語っていて素晴らしい!!



今にも雨が落ちそうな空でしたが、もみじの木の下に居ると、お天気がわからないほど真っ赤な世界で、  遥か室町の時代にもこうして人々は紅葉狩りを楽しんだのかなぁ。。。と思って眺めました。



仏殿脇には木々に囲まれた池がありました。奥には吊り鐘も見えて絵になります!


蓮池は波もなく、鏡のように 移り行く秋の風景を映していました。
仏殿に入って、みんなでお賽銭を入れて拝みました。   この時撮影ばかりに気を取られ、気づかず 残念でした凹  改修工事の寄付をして瓦を頂いて帰ればよかったです~。。。      と旦那さんに話すと、また連れて行ってくれるそうなのでp(^-^)qホッとしました♪


天井には龍の絵が大きく描かれていてカッコ良かったー!  浅草の提灯の底にあった龍を思い出しました!
丸~るい格子窓からの木洩れ日も上品で、どこへ行ってもなんだか懐かしいよ~な雰囲気で落ち着けるんですよね。。。

修行をしていた建物は方丈と呼ばれています。 今から230年前に建てられましたが、二度改修工事が行われたようです。



この窓の格子の間から眺める紅葉も情緒があって素晴らしい♪