ワンちゃん物語 10

いよいよお別れ。。。

「ﾛｰｼﾞｰ 私は君に会えて感謝してるよ。 目を覚まさせてもらえた。 ………32年……大切な時間を浪費してしまったが、それももう終わりにする。 明日からは命ある限り生きようと思う。 ﾏﾏもきっと同じだよ」「君のことは忘れない。ほんの数日でも忘れないよ。だから10年一緒に居たﾏﾏは絶対忘れない！………いつかお空で会おう。その日を愉しみにしているよ」
「はい。おじいさんの奥さんと赤ちゃんに会ったら、ここのお話しして仲良しになる♪それでみんなで待ってるね。」





かんたとﾛｰｼﾞｰは数週間の旅の話しをたくさんした。
かんたにとって 初めて一緒に旅した友達

「かんたくん！ 愉しかったわ♪ありがとう」

「忘れないでね？ あたしのこと………」
「………あぁ……」

（ずっと ずっと忘れないよ）

おじいさんやｸﾏｸﾏに最後の挨拶をしたﾛｰｼﾞｰはかんたと見晴らしのよい場所で待ちました。


「かんたくん♪ 願いが叶うお守り…あたしはもう叶ったから、次はかんたくんよ」


「元気でな…」
「うん……ありがとう…」



「また会おーなぁぁぁ！！！」



きっと会おうな☆