みなさん、こんにちは。みっくんです。

今日はネイティブアメリカンという単語について解説します。

 

native American

 

 

そもそもnative というの単語は「生まれながらの」という意味です。

 

よって、生まれた時からアメリカ人という意味になります。

だから、アメリカ人にnative American (生まれた時からアメリカン)は誰のことを指すのかと問えば、「俺たちのことだ!」と言います。生まれた時からアメリカにいてアメリカに根付いている人のことを指すわけですから。

 

さらに、native という単語には、ジーニアス辞書を参照すると、

 

 

native

 

(古)原住民

 

とあります。

 

 

現在のアメリカ人にnative American (原住民)は誰のことを指すのか?と問うと、みんな決まって、「昔、イギリスからアメリカに渡って最初に住み始めた人達のことをさす」と言います。

 

 

つまり、アメリカ人たちの感覚からすると、アメリカ大陸に昔から住んでいるnative American は俺たちの祖先であり、おれたちはアメリカで生まれアメリカで育ったnative Americanなんだぜ!という意識なんだ。というわけです。

 

 

しかし、日本の高校の英語教育では、native American をインディアンのことだと教えているわけです。

 

つまり、アメリカにもともと昔から住んでいたインディアン民族やナバホ民族などのことを指すよと、高校英語では教えているんですね。

 

だから、高校英語しかバックグラウンドがない、日本人英語学習者は、ネイティブアメリカンと言えば、インディアンのことを連想してしまうわけです。

 

 

高校英語の罪は大きいと思いますね。本当に・・・ハイ。

 

 

もしまだ信じられない人がこのブログをみてくれたら

 

アメリカ人の知り合いに聞いてみることをオススメします。

 

native American とは誰のことをさすのか?と。

 

 

それでは、みなさん。また次回

 

 

追記。

 

native Japanese と言えば日本人のことです。

アイヌ民族のことを指したりはしないよ。ということと同じことです。

厳密には日本人は日本列島に昔から住んでいたわけではなく、縄文人、弥生人の子孫が日本人と考えられていますが、縄文人、弥生人とも、日本列島に昔からいたわけではないことは、考古学で証明されています。

ですが、私たち、日本人は、ずっと、日本列島に住んでいるnative Japaneseは俺たちだ!と思っているわけです。アメリカ人も同じです。年数の違いこそあれ、アメリカが建国されてもう何百年もたっています。

彼らの感覚からすると、インディアン?は?それはインド人のことか?Jap共が何をほざいているかは知らんが、native American と言えば俺たちアメリカ人のことに決まってるだろ!

という感覚なんですよ。