かれこれ初診から3か月が経過して自分の置かれてる状況が分かってきたし、今後は行政とか諸々の色んなサポートを受けなきゃいけないと実感した今日この頃

 

どうも、みっちーです

 

今日、精神科の診察に行ってきました

 

改めて自分が持ってる精神障害を挙げると

1. ADHD(注意欠如・多動性障害)

2. 双極性障害(躁うつ病)

3. チック症(持続性チック症)

 

みんなにも3つの精神障害について知ってもらいたい

そして、みんなに理解してもらいたいので紹介する

 



 

その1.

ADHD(注意欠如・多動性障害)

発達障害の一種で7歳までに症状が明らかになり、学童期や成人になっても持続することが多い障害

 

ちなみにADHDは「Attention-deficit/hyperactivity disorder」の頭文字を取ったものでそれぞれ

 

Attention(注意)

Deficit(欠乏・欠如)

Hyperactivity(活発性過度・活動過剰)

Disorder(障害・疾患)

 

という意味があるみたい

 

自分は多分この障害は持ってたけど、精神科に行く機会もなくて3/9に初めて行った精神科で判明した。

 

【原因】

明らかになっているわけじゃないみたいだけど一説には

  • ドーパミン
    快く感じる原因となる脳内報酬系の活性化において中心的役割を果たす神経伝達物質
  • ノルアドレナリン
    激しい感情や強い肉体作業などで人体がストレスを感じた時に交感神経の情報伝達物質として放出されたり、ホルモンとして放出される神経伝達物質
この2つの機能低下が原因じゃないかって言われてる
現にADHDの人は脳内の物質の中でドーパミンとノルアドレナリンの機能が低下していることが報告されてるみたい
 
【症状】

メインでいわれるのはこの2つ

 

1. 不注意

  • 集中力が持続しない
  • 気が散りやすい
  • 物をなくしやすい
  • 上の空になりやすい

 

2. 多動性・衝動性

  • じっとしていられない
  • 静かにすることができない
  • 待つことが苦手
  • 衝動的な感情や行動を抑えられない
 
【治療】
自分は薬の服用によって症状を抑えるという治療を行ってる
ちなみに今ADHD関係で処方されてる薬が2つあって毎朝1錠ずつ飲んでる
 
その中で「コンサータ」って薬を処方された時は少し怖かった
何せコンサータは第1種向精神薬として「麻薬及び向精神薬取締法(いわゆる麻薬取締法)」で管理されてるもの
 
医者からコンサータの処方が告げられると同時に流通管理システムの登録で同意書書かなきゃいけなかったから
 
その2.
双極性障害
いわゆる「躁うつ病」って呼ばれてるもので
  • 躁状態(気分が異常に高揚し続ける状態)
  • うつ状態(気分が落ち込んだり、憂鬱な気分が続く状態)
 
この2つの状態が反復される障害
 
双極性障害は躁状態の程度によって分類があって
 
躁状態が重いと双極Ⅰ型障害
軽いと双極Ⅱ型障害
 
っていわれる
自分は自覚としてそんなに重くないから「双極Ⅱ型障害」の方だと思うけど
 
ちなみにうつ病との違いはイラストだとこんな感じ
※イラストは大塚製薬が運営する管理サイト
「こころの健康情報局 スマイルナビゲーター」から拝借しました。
 

【原因】

こっちも明らかになってはいないみたいだけど

  • 脳の神経細胞同士をつなぐ「シナプス」ってよばれるもの
  • 神経細胞からの神経伝達物質の放出
  • 神経細胞の興奮性の調節に関わる「イオンチャンネル」ってタンパク質

に関連する遺伝子が影響してるんじゃないかっていわれてるみたい

 

【症状】

一般的な気分の波とは違って一日中、毎日、何日も続いて、周囲の人から見てもいつもと違うというのが特徴

 

一般的な感情の出方が人よりも大きいって言えばいいのかな?

自分でもよくわからないけど...

 

【治療】

自分は双極性障害の薬も1種類処方されてて毎朝の朝食後と夕食後に1錠飲んでる

ADHDの薬と併せて毎日朝食後に3錠、夕食後に1錠の薬を飲むのが今の自分

 

その3.

チック症

チック症は無意識に素早い身体の動きや発声をしてしまう障害

6歳ごろからみられることが多い

 

自分の場合、正確な診断は貰ったことないけど中2の時にやたら頭痛くなって方々の医者回ったことがあって、その時にいつもお世話になってた地元の整形外科で判明した。
 

【原因】

チック症は原因がはっきりとしていなくて治療法も確立されてない

だからこそ難治性疾患の1つとされているのが現状

 

【症状】

チック症は症状によって

  • 動作の種類
  • 動作の持続時間
  • 持続期間

でそれぞれ分類がある

 

動作の種類による分類だと

  • 音声チック
    咳払い・鼻鳴らし・叫び声とかがこの類
  • 運動チック
    瞬き・首振りとかがこの類

動作の持続時間による分類だと

  • 単純チック
    瞬間的(1秒未満)で突然起こる
  • 複雑チック
    動きが少し遅く、意味があったり周囲の環境に反応しているように見える場合もある
 
持続期間による分類だと
  • 暫定的チック症
    運動チックか音声チックが見られるが、持続期間が1年以内のもの
  • 持続性チック症(慢性チック症)
    運動チックか音声チックの一方が1年以上みられるもの
  • トゥレット症候群
    運動チックと音声チックの両方が1年以上みられるもの
 
こんな感じで分けられる
最近話題になった「汚言症」と呼ばれるものは複雑タイプ音声チックという類い
 
自分の場合は首振りと鼻鳴らしが1年以上あるから単純タイプトゥレット症候群かもしれない

 

【治療】

チック症は治療法の確立もなくて直接的なものがない分、症状が軽ければ経過観察になることが多い。一応重かったら薬物療法とかはあるみたいだけど副作用とかを考慮するとなかなか難しいのが現状みたい...
その一方でストレスや疲労によって出やすくなる障害だからどちらかというと併存症の治療や社会生活にうまく適応するための支援が大切になる
今のところ一番効果的なのは「支援」なのかな?
 
ちなみに自分はチック症に関して気づかれないことの方が多いから特に大きな影響もない分経過観察でも何とかなってるって感じ
 
実は3つとも現段階で「完治」はない
完治」というのは薬とかを使用しなくても問題のない状態
要するに1つの病気において医者にかかる必要がなくなった状態のことなんだけど...
 
この3つは現段階では完治ができないんだよね...
その代わりに目指すのが「寛解
寛解」っていうのは治療を続けながら症状が収まっている状態
私たち精神障害者はこれをいかに長く続けるかの勝負
それを続けるための支援が精神障害者保健福祉手帳だったり、自立支援医療制度だったりするってわけ
 

 



 

 

長々と自分の持ってる精神障害の説明しちゃったけど今日の話

 

前回、双極性障害(躁うつ病)と診断されてから3週間たった今日

 

実は前回の診断で金銭管理に関する相談をしたんだよね

 

自分はとにかく金銭管理が出来なくて貯金がいつもない

親が提案した方法で一応貯金はしてるんだけど毎月ギリギリの生活してるのが現状

そんな話をしてその後の質問に答えていったら双極性障害の診断が下ったっていう流れ

 

その後色々考えてた時に自分は金銭管理についてADHDとかチック症も絡んでると感じてとある1つの考察を立てたんだよね

 

その考察っていうのがADHD・双極性障害・チック症が全部繋がって負のループを生んでるってこと

 

流れとしてはこんな感じ

1. ADHDの症状「不注意」によって仕事でミス

2. その他諸々でストレスが蓄積していく(チック症も発動する)

3. ストレスを発散するために趣味にお金を使う(ADHDの衝動性も絡む)

4. テンションが上がるから予算以上に金銭を使う(躁状態)

5. 残り金銭を気にしなくなった結果お金が無くなる

 

で、それを先生にぶつけてみたら、その考察は先生にもあったみたい

オタク趣味も相まってかやっぱりそうなるよなって思って病院を後にした診察だった

 

にしてもオタク趣味じゃなかったらどうなってたんだろ?

金銭面だけでみたら他に物欲があるわけではないから金銭管理の面では問題なくなるけど...

ただストレス発散する場所もなくなるからそれはそれで怖いと思った今日でした