今日は先日の師匠来日中の自分のレッスンでのお話を少し ( 後記: 話は大分途中から飛びました……)

そう、タイトルに出した通り、姿勢矯正⁉️に結構突っ込まれました もう、何年やってんだろという感じですが、やっぱり、基礎は大事ですよね

フランクのヴァイオリン・ソナタの2楽章のレッスンでした諸事情により練習不足極まりなく、ヨタヨタしまくり で、最初ので出しが、かなり低い方の音域で、腕の交差も入り、ととても弾きにくかったのですが 音域が低いのを気にし過ぎて、上体を、しかも骨盤より大分上の所らへんを捻って左に持って行き過ぎてて、余計に弾きにくくしちゃってるよと師匠が言い出し、そっから、あれやこれや、と私の弾き姿を観察し出し……横から、背後から、更にピアノの向こうへ行って私の方を見て 

その結果、衝撃的にも、"こうやって、普通に喋ってても、椅子に座ってる姿が左に傾いてるぞ、少し" との事ひぃ〜、気付いて無かったよぉで、ここが、"センターだ" と、真ん中に私の上体を導いてくれましたが、確かに違和感が左に行きたくなる

でも、そう、私は師匠に弟子入りして、12年半が経過しております師匠曰く、私が、表層の筋肉の拗れの問題を大分解決して来たら、私のコアの部分にある問題点が、見えるようになったとの事です

ここ4年程ですが、ある経験をきっかけに、ピアノ奏法、ではなく、もっと根本の自分の身体の内側の状態を改善する事に取り組んで来ました というのも、幼少時からずっと身体に無理のかかる奏法で、身体中に力を入れて練習を積んでしまった私の身体は、成長期にも無理をかけてたのもあり、根本的に身体の内側で拗れ、固まってしまっていたのです皮肉にも、子供の頃の練習の仕方の悪さが、奏法を改革しても、更に行く手を阻む壁となってしまってある意味、幼少時〜小中学生時代の練習量に比例して、壁は高くなるので、それも、音高・音大で苦しんだ要因でした 子供の頃、そんなに真剣に練習してなかった、1日30分くらいだったけど、中高で頑張った、ってな人達の方が、身体に変な癖がついてないから、スッと後で伸びるのです 後になってよくよく聞くと、結構多い現象だそうです

その壁を破る所まで、コロラドで師匠と出来なかったので、自分の壁を感じて、帰国後結構悶々としてました
そんな折、学生時代のお知り合いが、アレクサンダー・テクニックのワークショップに参加してる話をSNS上で見かけ、彼女の先生を教えて貰って、私の自宅から割と近い方で開講されてる、文化センターでの月2回のワークショップに、数ヶ月間参加したのです受講されてたのは、殆どが私より大分ご年配のご婦人方で、身体に痛みを感じたり、凝りが酷かったり、という方々でした アレクサンダー・テクニックは、アメリカでは、私が在米中から既に大分盛んで、学校でもクラスが開講されており渡米当初、身体の悩みを口にすると、師匠からも茂木先生からも、トライしてみる事提案されたのですが色々な事情で、やってみよう、という気になれないまま、帰国してしまったのです気になりつつも 師匠の元で出来る限りの事を学び取ると、自分として150%フル稼動だったのが、なくなり、余裕が出来たのかもしれません

ワークショップでは、なかなか直ぐに効果を感じる事は出来なかったのですが、でも、考え方ややり方に触れて、そういう取り組み方への世界に目を向ける事が出来るようになってくれたようです

そんな折、帰国後、本屋さんでたまたま見かけ、タイトルに惹かれて買ったものの、内容が自分にはわかりづらく読み進めれてなかった、この本を手にフッと取ってみたら……あら不思議内容がとても興味深く面白く感じられ、3日ほどかかって、真剣に読破しました更に複数回読み直し、中に出て来る簡単な、身体の感覚を覚える為のエクササイズをやってみたりしてた所… その中の、"肩甲骨の位置を自然な所に戻す"エクササイズが、自分に大ヒット

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今ちまたでも割と一般的に話題になって来ている、"肩甲骨剥がし" みたいなものを、体得したんではないだろうかと一応自分では解釈しているのですが……

兎も角、捻れて凝り固まった筋肉を解す感覚がわかり、同じエクササイズを、何度も何度も繰り返しやって行くうちに、腕が前より自由に動くようになり、指の回りは良くなり、背中が軽くなり、上擦っていた上半身が下がり、首が長く見えるようになりました
そして、その変化と共に、テクニックの流暢さが格段に上がってくれ、どんどん弾けなかったパッセージが弾けるようになってビックリ 
この本を手にしたのが、2014年の3月頃だったのですが 直前の2月に、何年とかけて取り組むつもりで、リベンジを開始した、ラフマニノフの"コレルリの主題による変奏曲" が、3か月程である程度形になり、6月に練習会に出し、7月に師匠にレッスンで見て貰ったら、師匠も驚いてました 実は、2010年、完全帰国後半年で1度コロラドに旅した時、たまたまあった師匠のリサイタルで、師匠が弾いてて、ひと聴き惚れして、その後譜読みしてみたけど、全く歯が立たず…次の夏レッスンに持って行ってみたけど、ボロボロ。。。帰国すれば、師匠のレッスンを頻繁に受けて、1つずつ弾けるようにして貰う事は出来ないから、自分のその時の素の能力が問われる訳です

これを、自分では、ブレークスルーと呼んで来ています 実は師匠も、3月の時点で、私がこの体得して来てる感覚を報告したら、私のある表現を聞いて、"これはホンモノだ" と直感したらしく、返事に、"今、その本の原書注文したから"とあって、私もビックリ 私が越え切れない壁、苦しんでる壁は一体何なのか、僕も知らないといけない" との事。師匠も私も頑張って頑張って取り組んだけど、師匠には私を助けてあげれなかった、と、責任を感じてたようなのです 何か、凄い人だなぁ、と思います…
私ほど酷く無くても、身体の内側から固まってしまってる生徒さん達は他にもいるから、そういう生徒さん達教える時に役に立つよ、と

師匠のそのすぐ後、2014年夏来日時の観察では、"全体的に全てが変わってる" との事でした肩含め上半身が楽に下がり、顎回りの腫れが引き( 太ってるだけだと思ってた私……)、立ち姿も自然になり、etc. と。半年前のお正月にも日本で会ってる訳ですが、半年前と全然違う、姿勢もピアノも、と 

上半身の大きな捩れが取れ( 何というか、筋肉が拗れ上がってた感じでしょうか、その前はずっと…)て下がったと同時に、大きな重荷を下ろしたような感じでもありました何年とかかると思ってたステップが数ヶ月で踏めてしまったので
その後も、そのエクササイズは毎日続けて、結局10か月くらいは、1日1時間くらいはそれに費やしてたのではないかと…エクササイズといっても、簡単な物なので、テレビを観ながら座って、って感じですテレビ観つつ、身体では感覚を探る、みたいな 私にはかえってその方が上手くいきました何かしながら、の方が上手く集中出来るみたいです、気持ちが解れて

私がこのお話をすると、この本を自分も持ってて読んでみた事あるけど、よくわからなかった、と仰る方々がいらっしゃったので、自分で振り返ってみると、やはり、その前にアレクサンダー・テクニックのワークショップに参加していた経験が、本の内容を理解する潤滑剤となってくれたのかな、という気がします

長くなって来てしまったので、また、続きは、次の投稿で書きますね

纏まりの悪い文章にお付き合い頂き、ありがとうございます