ウラン・ウデはバイカル湖東南に位置するモンゴル国境から北へ そしてバイカル湖まで続く ブリヤート共和国の首都ですヽ(・∀・)

シベリア鉄道がモンゴルのウランバートル経由で中国へ向かう支線の起点となる町 人口は約43万人

北京からウランバートル経由でウラン・ウデにやってきた中国の列車🇨🇳 ここでさらにロシアの客車を加えてモスクワへ向かいますヽ(・∀・)

降りてきた車掌さんが全員中国人…

当たり前やけど これが日常って凄くない?

日本には陸続きの国がないけど ロシアや中国や韓国や台湾と繋がっていて 毎日東京へ向かって…あるいは東京から各国の駅まで列車が繋がっていて そこをロシア 中国 韓国 台湾 日本 そして外国人がまぜこぜになって利用している日常って…スゴイっ( ゚д゚)

バイカル湖以東のザバイカル地域では数世紀に渡りチベット仏教が信仰されていましたが 公式に宗教として認められたのは18世紀のこと

強制的なキリスト教化も進められましたが 人々は信仰を守り続け 20世紀初頭には ウラン・ウデに30もの僧院があり 1万人もの僧侶がいたそうです

ソ連時代の宗教弾圧で多くの寺院が破壊されました

厳しい時代をくぐり抜けた幾つもの寺院が今も残り 新たな寺院も建立されています

またここも第二次世界大戦で日本人抑留者の強制収容所が置かれ多くの死者が出た歴史があります

そして山形市の姉妹都市です_φ(・_・

朝は荷物だけを置かせてもらって 早速チベット仏教寺院へ行ってみることにしました( ̄^ ̄)ゞ

市内もしくは長距離バスターミナルから130マルシルートカで終点まで50ルーブル 所用時間は40分ほど
そこで降りたら今度は終点に停まっているミニバンに乗り換えダツァン下車 30ルーブル 所用時間5分 バスは6:30頃から頻発しているので心配無用です

ブリヤート人の聖地であり ロシア国におけるチベット仏教総本山の イヴォルギンスキー・ダツァン

ウラン・ウデの南西に位置しています_φ(・_・

境内には本堂や宿坊 書庫が沢山並んで建っています 入場料などは特になくミニバンを降りたところが入り口なので扉を開けて中へ 8:30から入場可能です

境内の回り方は必ず太陽と同じ回り方=時計回りで行うのが流儀です( ̄(工) ̄) 
内部を参拝する場合 奥におられる仏様に背中を向けない様にしましょう✨

小銭や五穀 飴などのお菓子が沢山お供えされています 門番の狛犬…
相変わらず滑稽な顔してるわね…( ̄O ̄;)

口の中にはお供えものがいっぱい((((;゚Д゚)))))))

マニ車も大きなものから小さなものまで沢山設置してあります

マニ車は回した分だけ真言を唱えたのと同じ功徳があると言われ チベット仏教においてはとても神聖なもの

決して雑に扱ったり 乱暴に回さないことヽ(・∀・)
このごちゃごちゃ〜っとした感じ まさにモンゴル版チベット仏教だっ( ゚д゚)

有り難くお参りしながら現地の人に混じって参拝させてもらいましょう(^人^)

宗教弾圧を受けていたソ連時代を経て ゴルバチョフが行ったペレストロイカ以降 再び宗教活動が盛んになりました

ちなみに チンギス・ハーンの伝説が残る バルグジンスカヤ谷はウラン・ウデから300km 離れた山奥にあります ここは先日紹介したシャーマニズムが息づく場所 女性のヤンジマ神を崇拝し バルグジンスカヤ谷は子宝を望むカップルの聖地となっています

バルグジンスカヤ谷には多くの聖地がありますが 訪れるためには地元のシャーマンの許可が必要なところもあり ガイドさんと共に訪問しましょう(^人^)

温泉もあるそうですので是非トライしてみて下さいネ✨


長く教会ばかりを巡っていたので チベット仏教寺院はとても懐かしく感じられました(*´-`)

こちらのお寺 ダライ・ラマが1992年に訪問されているそうです ここにおられる僧侶さんとこの日訪れていた僧侶さんが全員並ぶとこんなに…:(;゙゚'ω゚'):💦

なにやら有り難く 神聖なものに触れさせて頂いたので これにて市内へ戻りましょう(^人^)