Michilog ver.2 -72ページ目

ボルト フライング失格の件

【なんかバグってたいへんな文章になってたので修正しました。】


今年の世界陸上は、衝撃的なニュースばかり。

そのなかでももっとも大きな衝撃は、

人類最速の男・ボルトが100m決勝で

フライングスタートをして失格になったこと。




短距離走者ならだれでも体験する「フライング」の恐怖。。。




その昔は、「同じ人が2回フライングすると失格」というルールで、

わりとプレッシャーの少ないルールでした。

しかし場合によっては何度もスタートやり直し、

ということになりかねないので、

進行の妨げになるのを防ぐという目的で、ルールが改正されました。




新たなルールは、

「1回フライングがあったら、2回目にフライングした人が失格」という、

なんとも中途半端な感が否めないルール




これだとタイムロスは少なくなるものの、

「2回目は誰がやっても失格」というあたりが、

わかりにくいというか、不公平感があるというか・・。

なんだかな~というルールです。。




そんな新ルールに反発があったのかどうかはわかりませんが、
さらに昨年になってルール改正。

それが現在の国際ルールになっている「一発失格」です。




賛否両論あるし、ボルトの失格は本当に残念だけど、

私個人的にはこれが一番いいんじゃないかと思います。




少なくとも、中途半端な2番目のルールよりはスッキリしてるし、

最初のルールも一見いいように感じるけど、

何度もやり直しになるっていうのはあんまりよくないし。

(進行的にも選手の精神的にも。)



それと、進行の問題だけではないフライングのもうひとつの問題点

「意図的なフライング」を解決できるのは、一発失格だけです。

(過去には、わざとフライングをして他の選手の集中を削ぐというのが、

ひとつの戦略のようになされてました。)


実際、競泳でもいまの国際ルールでは

「一発失格」が適用されているみたいなので、

陸上においてもこれがスタンダードになっていくんじゃないかなー。

(ただし水泳の場合は「やり直し」はないので、そのまま競技続行。

フライングした選手だけが失格になるらしいです。

だから水泳ではあまり見ないですよね、フライング失格。)



このルールだと記録がでにくいという意見もあるし、

一発は確かに厳しいと思うけど、不正スタートは不正スタート。

その厳しさも含めて、

「一瞬」にすべてをかける短距離の醍醐味だと思います。



ボルトはもともと、

ピストルの音を聞いてから反応するタイプではなくて、

「このへんでピストルが鳴る」というのを

感覚的に読んでスタートするタイプ。

おそらく今回のルール改正で、

ある程度堅実なスタートには修正したと思うけど、

本人もレース後に漏らしていたとおり「待てなかった」んじゃないかなー。

(誰がみても明らかなフライングだったし。)


予選も準決勝もスタートがめちゃくちゃ良かったから、

かなりタイミングがあってきてたんだと思うけど

世界陸上の決勝という空気はやっぱり違ったのかな。



でも、圧倒的な走りを期待していた私たちにとっては、

やっぱり残念です。

いまのボルトの本気の走りが見たかったなー。

ボルトにはロンドン五輪で再び超人っぷりを見せつけてほしいです。

(あ、その前に200mがある!)



・・・そして何気にかわいそうなのが、

ボルトの去った100m決勝で、

唯一9秒台をだして優勝したヨハン・ブレーク。

(しかもディックスやコリンズを抑えての優勝。)

彼もジャマイカ代表で、

ボルトの雪辱をはたして金メダルを獲ったのに、

世界中が「ボルト失格」のニュース・・・・・。切ない・・・・。


おめでとう、ブレーク・・・・・!!!!