産婦人科医として成功したキャサリン(ジュリアン・ムーア)は、大学教授の夫デビッド(リーアム・ニーソン)と一人息子マイケル(マックス・シエリオット)と3人で、誰もが羨むような幸せな生活を送っていた。
ところがそんな彼女の心は、いつの間にかすれ違っている夫と、自立して行く息子との中での孤独、日に日に失われていく若さからの焦燥に苛まれていた。
ある日、夫の携帯から、教え子との浮気を疑わせるメールを発見。湧き上がる不安を抑えられなくなったキャサリンは、偶然出遭った若く美しい娼婦クロエ(アマンダ・セイフライド)にデビッドを誘惑させ、夫がどんな行動を取ったか報告させることにする……。
ふと心にわいた、小さな「疑惑」。
徐々に膨れ上がっていく猜疑心によって、次第に壊れていくキャサリンが怖い。
「クロエ」がタイトル主人公ではありますが、久々に観たジュリアン・ムーアはやはり貫禄がありました。
一つ一つのシーンが、鏡や光を上手く使ってとてもきれい。
まるで絵画のような美しいシーンになっていたのが印象的でした。
音楽も心に残ります。
「わたしを離さないで」では、観終わった後、冒頭の校歌が心に響いたように、
「クロエ」も冒頭のクロエのつぶやきが後で大きな意味を持ちます。
珍しく今回はさえていたのか、オチが比較的早くわかってしまったのですが、ちょっと意外な結末でした。。
’リメイクはオリジナルを超えられない’といわれますが、これはどうでしょうか?
オリジナルのフランス映画「恍惚」でのクロエ役(オリジナルは「ナタリー」)はエマニュエル・ベアールだとか。。
こちらも気になります。
先日観てきたばかりの「ジュリエットからの手紙」とはがらりと違った娼婦役のアマンダ・セイフライド。
いろいろな役に挑戦して、これからが楽しみです。