西宮市政の取り組みでみなさんにお伝えしておきたいこと（６月議会を終えて）

６月議会が終わりました（３週間くらい前に）。

僕自身の質問も含めて、市政のことでみなさんにお伝えしておきたいなぁと思うことがいくつかありますので、お知らせしますね。

まず僕は６月議会で「いじめ」の具体的な事例を取り上げ、市の対応の改善を求めました。

その結果「本気で改善に取り組んでいく」という市（教育委員会）の答弁を引き出しましたので、この件に関してはこれで終わりにするのではなく、市がこれからいじめに対してどのような対応をしていくのか、引き続き注視していきたいと思っています。

で、具体的な対応策として、僕は吹田市の取り組みを一般質問の場で提案しましたが、その他にも市民の方から有益な情報をいただきました。

それは「マインドフルネス瞑想」を学校に取り入れたらどうか、という提案でした。

いじめの対応というと、どうしても加害者に対する罰を強化することであったり、“監視”を強化することに意識が向きがちですが、そうではなくて、「そもそもの“ゆとり”を取り戻していきませんか。そして、加害者も被害者も生み出さず、ひとり一人が“自分”を生きられるように、１日のほんの少しの時間、みんなが“自分”と向き合える時間をつくりませんか？」―これを可能とする「マインドフルネス瞑想」という手段を提案され、ハッとさせられました。ぜひ西宮市内のすべての学校に取り入れられるよう、提案していきたいと思っています。

日本初、子供向けマインドフルネスプログラムを全国の小学校に無償提供 | MELONMELONは日本初「子供向けマインドフルネス動画プログラム」を全国複数の小学校へ提供を開始。導入の結果、71％の子供たちの「ストレス反応の改善」が認められました。コロナ禍における「子供のメンタルヘルス状態の悪化」にあたり、MELONは「子供向けマインドフルネス動画プログラム」を全国の小学校に無償提供することを決定。

www.the-melon.com

↑マインドフルネスプログラムを無償提供している企業があることも教えてもらいました。１日たったの10分。必要な時間だと、僕は思います。

また、６月議会では、「産後ケア」が拡充されることが決まりました。

１～２年ほど前に、女性の自立を応援しているa littleさん（西宮のNPO法人）の後押しを受け、僕自身拡充を訴えていたこともあって、この決定はとても嬉しかったです。

どれだけ拡充されたかと言うと、

これまでの西宮市の産後ケアは、助産師さんによる「訪問型」のケアだけだったんですね。

「え？訪問型って最高じゃん！」って思われる人もいるかもしれませんが、たしかに自分が動かずとも自宅に来てもらえるというメリットはあるものの、お母さんとしては「自宅にいたら逆に落ち着かない」というデメリットもあるわけです。なぜなら、自宅にいる限り、どうしても“家事”が気になってしまうからです。身体は限界を感じているのに、“家事を頑張らなきゃ…”という思いにさいなまれてしまうのは、しんどいですよね。

そこで今回、「通所型」と「宿泊型」の産後ケア支援が追加されることになりました！

市内の産婦人科のある病院やクリニックで、「通所型」３ヶ所、「宿泊型」３ヶ所ずつくらい（予定）、受け入れてくれるところを市が探すようです。

順調に行けば、2022年12月頃～支援が開始されます。

産後、とてもしんどくて、ちょっとでも休息が取れたら…、という方は、ぜひ積極的に活用してくださいね。生まれたての赤ちゃんをゆとりの中で抱いてやるためにも、まずはお母さん自身の心と身体を大事にしてあげてください。

もう１個、これは６月議会とは関係ないんだけど、市政のことで…。

2019年10月～、国の制度として、「幼児教育・保育の無償化」がスタートしました。

これはもちろん政治家としてある程度の情報は収集していたんですが、それでも知らないことがありました…。

この制度、ベビーシッターさんにも使えるって知ってました？

僕は妻の調査のおかげでつい先日その事実を知りまして、この７月からベビーシッターさんに我が家に来ていただいています（無償化の上限は、月額37,000円まで。それ以上頼む場合は持ち出しになる）。

※ただし、市に認定されたシッターさんしか使えないのでご注意を！

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認可外保育施設（居宅訪問型）一覧（PDF：58KB）（西宮市）