昨日は西宮市環境衛生大会に参加しました。

 

 

市内の環境衛生協議会の皆様の表彰式のあと、京都市ごみ減量推進会議の堀孝弘さんの講演がありました。

 

テーマは『海洋プラスチック問題や食品ロスなどライフスタイルに繋がる身近な環境問題について』

 

「京都からきて丸坊主やけど、今日は坊さんの講話ではありません」と切り出した堀さんお話はとてもわかりやすく、タメになりました。

 

今日の記事では私が「へー!」と思った部分を中心に紹介していきたいと思います。

 

 

太平洋には日本の4倍の大きさのゴミの島が浮いている?!

近年、気候変動の問題と同時に“海洋プラごみ”がとてもとても大きな問題になっていますが、海ゴミにはそもそもどのようなものがあるでしょうか?

ざっくり分けると次の3つになります↓

 

 

「漂着ごみ」・「漂流ごみ」・「海底ごみ」

 

で、私が衝撃だったのは、「漂流ごみ」の量。

堀さん曰く、太平洋上に約160万㎢の“ゴミの島”が浮いているらしいのですが、それってあんまりピンとこないじゃないですか。実はなんと日本の面積(約37万㎢)の4倍もあるそうです。ビビりました。

 

 

 

日本の1人あたりのプラスチック製容器包装の廃棄量はアメリカに次いで多い

自分たちが一体どれだけのプラゴミを出してるかって、他と比較してみないとわからないものですが、実際に比較してみたら日本人1人あたりの廃棄量は中国よりも多く、アメリカの次でした。プラスチックに頼りすぎている日本の実態が見えてきました。

 

 

 

 

3Rの優先順位は?

ゴミを減らすためにはどうしたらいいか?Reduce(減らす)・Reuse(再利用)・Recycle(再資源化)の「3R」が重要だと言われています。堀さんは「この中にも優先順位がある」とおっしゃり、「今はとりわけReduceとReuseが重要だ」とおっしゃっていました。どれだけリサイクルしたって、元栓がダダ洩れだったらいくらリサイクルしても追いつかないってことですね。

 

ハイムーン工房さんのイラスト)

 

 

 

食品ロスはどのくらいあるの?

この写真、なんだと思いますか?↓
 
 
京都市の50所帯のわずか半週分のごみの中にあった“手つかず食品【食品ロス】”たちです。このうちの約7割ほどは賞味期限切れ1ヵ月以内のもので、十分に食べられるものとのことです。
 
日本全体では約643万トン(2016年度)の食品ロスがあるみたいです。食品由来廃棄物が全体で約2759万トン(2016年度)らしいので、食品由来廃棄物のうち4分の1くらいは‶食べられるのに捨てられちゃってる”ってことですね。
 
しかも日本の食料自給率は37%と先進国最低。これは逆に言えば63%は海外からの輸入に頼っているということですが、ということはつまり、“海外から大量に輸入してそれを大量に廃棄してしまっている”ということです。
 
 

こんな現状を変えていくためには?

海洋プラゴミや食品ロスの問題…。問題は山積みです。

 

これらの現状を変えていくためには、ひとり一人の暮らしを見直していく必要があるのはもちろんのこと、私はやっぱり政治を変えなきゃいけないと強く感じます。経済最優先の政治のままでは、どうしても環境問題は後回しになってしまい、万が一取り組んだとしても取ってつけたような小手先だけの対策にしかなりません。

 

そんなことをいつまで続けていてもダメなので、私は個人でできることはできる範囲でやりつつ、政治を変えるための努力も続けていきたいと思います。共に動いてくれる仲間が増えればうれしいです。みんなで楽しみましょうグッ

 

 

 

※今日のブログに載せた画像は堀孝弘さんの講演資料から拝借しました。堀孝弘さんのブログ→環境教育・環境活動、役立情報

ありがとうございました!

 

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