一般質問が終わりましたー!

傍聴に来てくださったみなさん、インターネット中継やさくらFMで視聴してくださったみなさん、ありがとうございました!

 

 

 

 

今回の一般質問では、

 

1.ヘルプマークについて

2.教員間のハラスメントが起きない学校づくりについて

3.不登校支援について

 

以上、3点について聞きました。

 

今回の記事では「ヘルプマークについて」の質問に対するやり取りを紹介します。

 

そもそもこの質問を取り上げることになったのは、選挙のときにいただいた手紙に心を動かされたからです。

 

↑選挙の時に当事者の方からいただいた切実な手紙。障害者への偏見をなくし、ヘルプマークの認知をもっと広げてほしいという願いが込められている。

 

 

それとあと、いつもお世話になっているAさん(お子さんが当事者)からも要望をいただいていて、なんとかしてお二人の願いに応えたいと思って質問をつくりました。

 

 

 

1.ヘルプマークについて

 

 

①これまでポスター掲示をしてきた公共交通機関に加え、福祉施設・郵便局・銀行・病院・クリニックなどにもポスターを掲示してもらうべきでは?

 

回答:医療機関でのポスター掲示は検討します。

(非公式の場では、各医療機関にポスターを郵送で配布し、掲示依頼する予定と伺っています)

 

 

②作業所や精神科クリニックなどで、希望者にはその場で渡せる仕組みをつくったらどうか?

 

回答:現在配布している市役所・支所・保健所以外の場所で配布してもらうのは難しい。

(あまりバラまくと、転売される等のリスクがあるため)

 

 

③学校園で、全児童生徒にヘルプマークのお知らせ(お手紙)を配布し、希望者は教師に申し出れば受け取れる仕組みをつくってはどうか?

 

回答:教師の負担を考えると教師に取り次いでもらうのは難しいが、福祉学習の時間に合わせて周知チラシは配布してもらうようにする。

(これは結構大きな前進だと、個人的には思っています)

 

 

④山形県や愛知県では、ヘルプマークの普及を民間企業に呼びかけ、「ヘルプマーク普及パートナーシップ制度」を創設しているが、本市でも取り組んではどうか?

 

回答:現在取り組み始めている「あいサポート運動」(障害の理解を深め、支援者を育てる運動)と絡めて広めていけないか検討中。その中で「ヘルプマーク普及パートナーシップ制度」も研究していく。

 

 

⑤(再質問)「あいサポーター」を「ヘルプマーク普及パートナー」にして、ヘルプマークの普及を手伝ってもらってはどうか?

 

回答:あいサポーターの家族や知人に広めていただけるよう努力する。

 

 

⑥“逆ヘルプマーク”と呼ばれる「緑のヘルプマーク」を本市でも導入すべきと考えるが、市の見解は?

 

 

回答:「あいサポーター」がつける「あいサポートバッジ」が「緑のヘルプマーク」と同様の働きをすると思うので、「緑のヘルプマーク」の導入は考えていない。

 

↑あいサポートバッジ

 

 

議場でのやり取りは以上です。

 

今回の質問を終えて、個人的な感想としては、少しでも前進させることができてよかったなと思っています。もちろん不十分な点も多々あるのですが。

 

ここからは裏話というか、楽屋話になるんですけど、当局(市)と事前のやり取りをする中で、最初は「学校でチラシを配るのは予算の関係上難しい」という話だったんです。だけど、そのあと局内でいろいろ検討してくださったんでしょうねぇ、、「全児童生徒に配るのは難しいですけど、福祉学習の時間(主に4年生)に合わせて配るのはできます」と発展させてくれました。学校での周知はほんとに影響が大きいと思うから(親にも伝わるし)、よかったなと。

 

それと、担当局(健康福祉局)の局長が前日にわざわざ控室に出向いてくれて、「できるだけ前向きに検討していきたいと思っているので、これからも何かあったらどんどん言ってください。一緒に頑張りましょう」と言ってくれました。

 

当局が‟一緒の方向を向いている”というのはほんとに大きくて、これがもし違う方向を向いていたらまず動いてもらうのは難しいので、これからの可能性としては非常に大きいものがあるなと感じています。

 

当事者のみなさん、支援者のみなさん、関心のあるみなさん、これからも要望等あればなんでもお伝えくださいね!役所の方々も、できるだけ応えようとしてくれていますので。

 

 

最後に、今回の質問でヘルプマークを取り上げるということで、選挙のときにお手紙をくださった方のお母さんが前日にメッセージを送ってくださいました。

 

「娘はあなたと出会えたことで、闇の世界に希望の光を灯していただいた気持ちで…」と。

 

一人でもこんな風に感じてくださっている方がいるというだけで、感無量です。

 

こちらこそ、ありがとうございました!

 

 

 

次回は、「教員間のハラスメントが起きない学校づくりについて」のやり取りを書く予定ですーバイバイ

 

 

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