先日の革新懇全国交流会の青年分科会での石川康弘先生の講演があまりにも素晴らしかったので、みんなに伝えたくてたまらないひぐち光冬です。


ということで、伝えます。


石川先生は、政治に対して無関心な人々に訴えていくにあたって、「同じ地球上にこんな社会があるんだぜ!」という【国際比較】が非常に有効であるという話をされました。 

 それで“国連の幸福度ランキングで唯一3回も1位”に輝いている【デンマーク】の政策を紹介してくれたのですが、これがスゴすぎて鼻血ブーものです。覚悟しといてくださいね。



まずは日本の現状を


デンマークのことを知る前に、ちょっと日本の現状を見ておきましょう。



もはや7人に1人の子どもが貧困状態。。全国に子ども食堂が急増しています。




学費の高さは堂々の世界一!断トツです。




2015年のデータですが、最低賃金は世界と比べると軒並み低い!




貯蓄ゼロ世帯も急増中です。




生活保護の捕捉率もめちゃくちゃ低い。本来は保護を受けるべきなのに受けられていない人が8割もいる。




どう考えても息苦しい社会ですが、それはこの結果に表れているような気がします。若者の人口10万人当たりの自殺死亡率が先進国でトップ。


これが日本の現状です。
これだけ見たら落ち込みます。明るい未来が見えてきません。

しかし!

ちょっと世界に目を向けてみると、そこには希望がひろがっています。



デンマークの現状

デンマークでは、幼稚園から大学までの教育費がすべて無料!しかも大学生には毎月約10万円が政府から支給!!!




医療費も無料!病院に会計窓口なし!





最低3週間連続の休暇をとる権利がある!子ども手当ても充実!学校の宿題もない!





帰宅のラッシュアワーが3時半~5時くらい!最低賃金が高いから、長く働く必要がない!





1989年から同性婚オッケー。性的マイノリティ政策も進んでいる。




もちろんエネルギー政策も。
2017年に風力発電で電力需要全体の43%以上を生産するという世界記録を達成!




気になる経済も心配なし。
貧困率は最も低く、GDPも上昇を続け、いまや日本より高い。
「社会保障を充実させればさせるほど、国民が安心して暮らしていけるようになり、経済活動も活発になる」ということを証明している。




最後に

日本は国連の幸福度ランキングで58位です。1位のデンマークに学ぶことはたくさんあるんじゃないでしょうか?

だけどおそらく「日本とデンマークは人口も環境も違う!デンマークだからできるんだ!」という人もいるでしょう。

しかしデンマークだって最初からこんなに制度が充実していたわけじゃないんです。国民が声をあげ、ひとつずつ改善していって、今のデンマークをつくってきたのです。



デンマーク議会総選挙の投票率は84.5%!



デンマークにできて、日本にできないなんてことはないはずです。

力をあわせ、つくっていこうじゃありませんか。



日本の“伸びしろ”は計り知れません。
やりようによってはすごいことになりますよ。

これから急速に変革していく日本を想像すると本当にワクワクします。

共に楽しみながら、日本を育てていきましょう。

 

(画像はすべて石川先生が講演で使われていたスライドから拝借しました。石川先生、本当にありがとうございました!)

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