ときどき何も考えていないのだけれど神経が研ぎ澄まされている感覚になることがある。
雑念がなく、いつもの思考の流れも消えている状態のときがある。
一番しっくりくる表現は「空の状態」といえるだろうか。
どんなときにそうなるのか、今はまだわからないし予測もできない。
ただとても穏やかで静かな心の状態に安心してくつろいでいる感じがする。
眠りは生きていく上で必須になる。寝ないと体や心に危険信号が発せられるから人は必要に迫られて必ず眠ることを大切にする。
起きている時間に脳を休ませる時間をつくることも、とても大切なことだと思うようになった。
それは好きなことに没頭する時間でもいいし、空を眺めてぼんやりするのでもいい。
次々にこなさなくてはいけないタスクに追われて時間に追われるのは心を疲弊させる。
一日に2回の瞑想を習慣にした。朝と夜の2回だ。
夜寝る前に瞑想すると眠りが深くなるような気がする。
脳を休ませることを意識的に行った後に眠るからかもしれないけれど、朝起きた時のスッキリ感が違うようだ。
起きて活動しているときにも先ほどいったような「空の状態」になると脳が休憩しているのかもしれない。
とにかく「空の状態」はそこはかとなく気持ちいい。
全体と一体になったような不思議な感覚になる。
静かな眼差しと穏やかな心が「今」を生きている実感をもたらせてくれる。