関東地方は梅雨入りをしたらしい。夏休みが始まる頃まで続く雨の日々をどう過ごそうか。
今朝は姉が好きだったカーペンターズの曲を聴きながらブログを書いている。
埼玉に引っ越してから与野図書館を利用するようになった。
建物は古くて図書館に共通する空気と匂いが漂っているけれど、二階建てになっていて木の階段がある。なぜか中学校を連想させるその階段が気に入っている。
埼玉に越してきて3カ月目になった。やはり東京とは違うのだと折に触れて感じることが多い。人の数や街並み、東京の忙しなさみたいなものがない。
図書館も同様で何だか落ち着いている。もともと図書館は静かな空間だけれど、広さの割に人が少なくひっそりした感じで私には好ましい感じだ。
閲覧席もたくさんあってしかも空いている。私好みだ。
佐々木典士さんの「ぼくらは習慣で、できている」という本を借りて読んだ。以前佐々木氏の書いた「ぼくたちに、もうモノは必要ない」という本読んだことがある。私にしては珍しく3回も繰り返し読んだ本だ。
今回のこの本もすばらしく、繰り返し読みたいと思わせてくれる内容だった。なんだろう、繰り返し読みたい本はそうない。何がその気持ちを起こさせるのかすぐに言葉にできないけれど、すごく大切なものが潜んでいる内容でそれを咀嚼するのに数回を必要とするような感じだろうか。
本には書いた人のエネルギーが生きている。波動がそこに漂っている。
相性ももちろんあるだろうけれど、文字の並ぶ紙から立ち上がる”気”がとても心地よく響いてくることがある。
久しぶりに感じた感覚に喜ぶとともに、佐々木典士さんの放つ”気”が自分の求めるものとマッチしているのだと感じた。
稀少な出会いに感謝している。
一読を勧めたくなる一冊です。
「では、才能は与えられるものではなく、もともとなかったところに後から生まれてくるものではないのか?」
本の中に出てきた一文だが、習慣が生み出す才能を表現しているように思う。
カーペンターズの曲でスタートの雨の日曜日、どんな1日を過ごすかをデザインしよう!