子どもたちが旅行から戻ってきて

通常の日常生活が始まって1週間が過ぎた

 

 

とても長い時間に感じたのはなぜだろうか

 

 

ひとりで自由に過ごしていた10日間は

あっという間に過ぎていった

 

 

やることの密度のちがいなのだろうか

 

 

一日が同じ24時間とは思えない

 

 

時間は感覚の世界

 

 

昔むかし、子どもの頃

2階のベランダから転落したことがあった

 

 

雨どいに落としたものを取ろうとして

柵に掴って手を滑らし、そのまま落下した

 

 

幸い大きな怪我もなく無事だったのだが

 

 

その時、下に落ちるまでは一瞬なのに

すごく長い時間に感じた

落ちる途中、いろいろなことを考えていたのを覚えている

 

 

物理的には一瞬だが、感覚的には数十秒はあった気がする

 

 

時間は意識の中では伸びたり縮んだりするのだ

 

 

楽しい時間は早く過ぎるように感じる

その反対に苦痛に感じる時間は長く思えたりする

 

 

でもそれだけではないように思える

 

 

意識の中での時間はいろいろな要素が混ざり合って

体感として重さや密度が時の感覚を左右する気がする

 

 

現実は時に小説よりもドラマティックだったりする

 

よく言われる「小説よりも奇なり」である

 

 

地球が揺れているように感じたとき

空気も空間も時間もどこか現実離れしている印象をもった

 

 

子育て支援でバタバタしている日常を送っているが

拘束や制限から解放された「今」は

いろいろな洞察を深められる自由がある

 

 

多次元の世界、パラレルワールド

もしかすると違う次元に存在しているときに

感覚が違うと感じるのだろうか

 

 

今年の夏休みを過ごして

その後の1週間の長さを感じて

そんなことをふと想ったりした