昨日に続いて今日も言葉について考えたい。
私は幼い頃、自分の気持ちや感情を言葉にして
伝えることがとても苦手だった。
年齢を重ねるにつれ言葉の意味や使い方を学び
多少は表現できるようになった。
しかし今の年齢になって思うことだが、言葉は想いを
伝えるのに限界がある。
むしろ沈黙の方が、多くを語るよりも
想いが伝わったりすることもある。
先日、ドラマの中のセリフで
「”生きる”とは、変化をすることだ」
とあった。
なんて上手い表現なのだろうと感心してしまった。
言葉を紡ぐ人たちは、絵の具のように、楽器のように言葉を
表現として描いている。芸術家だなと思う。
自分の心を表現するために最適な言葉を探しながら
生きてきたから、言葉の表現に注目する習性がついているようだ。
まゆ姫は今4歳。
まさに自分の気持ちを言葉で表現し始める年齢になってきた。
彼女なりに語る言葉のかけらがつながって
「想い」を伝えてくれようとしている。
見たものや聞いたこと、考えたことや感じたことを言葉で表現する。
その変化がとても神秘的で感動してしまう。
乳幼児期、児童期、思春期、青年期。
今はもっとも大きく成長・変容する乳幼児期で、
その後の人生を生き抜くために必要な80%の力が
身につく時期だと言われている。
子どもから与えられる感動は一期一会の心境に似ている。
このほんわかした想いを表現する言葉が見つからない。。。