17年間勤めた老人介護施設は、外壁がアイボリーとピンクの
2階建ての建物だった。
認知症の高齢者が少人数で生活をするグループホームだ。
まゆ姫はあかちゃんの頃から時々ホームに遊びに来てくれた。
もちろん姪のなおちゃんに連れられてだが。。
お年寄りは子どもが大好きでいつも大歓迎されていた。
入職して2年目から管理者として勤めていたので、
ホーム作りから職員の育成、入居者の対応など
ホーム運営のすべてを任されていた。
私にとっては「自分の家」のような感覚で、
24時間体制でエネルギーと情熱を
注いで勤めていた濃~い歴史の職場になる。
今でもまゆ姫はホームの前を通ると
「みっちゃんのピンクのおうちだよ~!」と言う。
なつかしさとちょっぴりさみしい気持ちが混ざった気分になる。
宝もののような思い出がたくさんできたかけがえのない場所だ。
その思い出のなかにまゆ姫も登場し、
入居者の笑顔が思い出されることがとてもうれしい。
「みっちゃんのピンクのおうち」
ネーミングにセンスがあると思ってしまうのは
親ばかならぬ大叔母バカ?だろうか・・・。
”今をしっかり見つめ味わい、楽しむ”
今年の年頭に立てた目標は”毎日を丁寧に生きる”だった。
1年の半分が過ぎようとしている。
丁寧に生きている実感はある。
こうしてブログを書くこともようやく始めることができた。
拙い文章ではあるが、書くことは好きである。
文章の上達を楽しんで、今日もがんばろう!!