江戸時代中期から後期には行われていたとされる、「湯澤神社例祭」が、

9月8日夜祭り、9日祭礼と、両日とも無事に奉納されました。

8日の夜祭りでは、30組のステキな?(面白い?)キャッチフレーズを付けられた、豪華な花火を皮切りに、

燈籠連れと呼ばれるお練りの行列が始まります。

道中、神の降臨の先導として道を開く、猿田彦のシメ切りや、道中悪魔を追い払い、荒ぶる土地の精霊を踏み鎮めて行く獅子の舞、

そして、子供の三十六歌仙の舞など、日が変わる頃まで、にぎやかに続きました。

9日の祭礼当日には、小さい子供達による宝船の曳航や、子供御輿、そして四十二歳、二十五歳厄年による御輿巡行が行われました。

少子化で担ぎ手が減ってきて、今年も12人しか申込みのなかった子供御輿。

このまま無くしてしまうのは、本意では無いとして、村の女性の有志達が企画し、

「女御輿」の初披露も行われました。
子供達と交代しながら、2時間程かけて温泉街を練り歩きました。

私はもっぱら裏方でお留守番なので、なかなか直に迫力を感じられないのですが、

ウチのお客様達が、とっても楽しそうで、イイ笑顔をしていたので、

今年もステキなお祭りになったのだと思います。

野沢温泉のお祭りは、日付に意味があるので、曜日に関係なく行われます。

週末では無い年も多いので、なかなか足を運ぶ機会がないようなのですが、

是非一度、御覧になって下さい(^_^ゞ

色んな意味で、奥が深いですよ~♪