私が一ヶ月もご無沙汰している間に、ウチの「ななかまど」が
すっかり真っ赤になりました。

この一ヶ月遊んでいたわけではないんですよ。
もう朝から晩まで、ほんと一生懸命働いていました。
おかげさまで、10月の清風館はたくさんのお客様に愛されて、
私は心地良いヘロヘロくんでした。
ご来館いただいた皆様には、喜んでお帰りいただけたでしょうか?

さて11月になり、野沢温泉のメインイベントの一つ、「お菜洗い」、
そして「漬け込み」の季節がやって参りました。

これは立派に育った野沢菜を本漬けにするために(まあ越冬用ですね)、
温泉のお湯で洗って、でっかい樽にその家庭独自の味付けで漬け込む
行事です。

清風館では、内湯を使って洗いますが、一般家庭の皆様の為に、
毎年、外湯(共同浴場)が一定期間お菜洗い用に開放されます。

もちろんぬるま湯にして洗いますが、水で洗うよりも手はあったかいし、
何より虫離れがいいとよく言われます。
といってもそんなに虫がいるわけではなく、汚れが良く落ちるって
事だと思いますが。

そんなわけで、今年は今日、頑張っているわけです、ダーが。

清風館では代々、野沢菜を漬けるのは男性の仕事で、昨年から
ダーがデビューして、責任を持ってこの一大イベントを行って
おります。
(私は後方支援といったところですか。まあ単なる留守番ですが)

今日洗って、一晩水を切って、明日、やっと漬け込む算段になるわけです。

毎年同じ塩加減をしても、その年の気候によって、味が全く
変わってしまうので、はてさて今年はどうなることやら。
昨年はビギナーズラック?で、ダーの野沢菜漬けは評判が
良かったのですが、今年の結果は早くて12月の頭には味見が
出来るかなといったところ。
楽しみにしていて下さいませ。

さっき丁度、陽が沈むところで、オレンジ色をバックに
北信五岳のシルエットがくっきり浮かんで、とても素敵でした。
明日も天気がいいのかな。

おかげさまで「みゆみすと」大好評です。
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お申し込みは清風館まで
seifukan@nozawa.or.jp

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