いじってはいけない。 | ミカリュス ブルガリスの心の薬箱

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辛い恋とはさようなら。自分らしく幸せに生きる処方箋をフランス・パリから綴っています。

いろいろ気になる。



後期の履修登録はぬかりなくできているのだろうかとか。

出すべきレポートは、期限までに出しているのだろうか?  など。



こっそり見ているツイッターの友達ツイートによると、みんな選択科目のことを話している。


ルカリュスだけは、出席していない気配が。。。



さりげなく聞いてみたら、案の定、


えっ、選択科目なんだから取らなくてもいいんじゃないの?


とふざけたことを言っている。





必修科目でだけでは、卒業単位の半分くらいにしかならなくて、選択科目もどれか選んで履修しておかないと、単位が足りなくなることを伝えておいたけれど、慌てる様子も学生課に追加登録願いを出している様子もない。




ある日には、もうすぐ始まる実験の授業の場所がわからないとツイートしていたし。




だいじょうぶか?

だいじょうぶじゃないんじゃないの?




と思う日々だけど、いじってはいけない。




しっかり大地に根を張るためにも、根が出たかどうか、ほじくり返していたら、張れる根も張れなくなる。



すぐの芽が出る早咲きの子もいれば、じっくりと太くて強い根を張ってから、花を咲かす子もいるだろう。



自分らしい花を咲かせるためには、回り道が必要なタイプの子もいるだろう。




どのくらい根が出てきたのか見てみたい?


出てないのなら肥料をやるの?


もう十分、水をやりすぎて根腐れしそうなんじゃない?




ダメダメ。




いじってはいけない。


どんなにかわいくても。


どんなに頼りなく見えても。


今、成長しようとしてるところなんだから。



間違ってもいいじゃない。


失敗してもいい。





大人になったって、社会人になっても、家庭を持っても、間違ったり、失敗したりしながら、みんな成長していくのだ。



本人は何も怖がっていないし困っていない。



本当に困ったり、恐れることがあると、周りが何も言わなくても、自分で道を探すだろう。



構って、いじりすぎると、それさえできなくなるかもしれないよ。




だから、そっと見守ろう。



気になってたまらないけど、放っておこう。