ティーンとの接し方 | ミカリュス ブルガリスの心の薬箱

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辛い恋とはさようなら。自分らしく幸せに生きる処方箋をフランス・パリから綴っています。

Bonjour ! 


みなさま、こんにちは。



昨日、ご紹介した
ソフィーマルソーが、
ティーンのママ役を出演している
映画「LOL (Laughing Out Loud) 」。

コチラ

LOL Adoのママになったソフィーマルソー


この映画を観ていて
子育てのことで、
心にもやもやと
引っかかっていたものが
少し、とれたような気がします。


というのは、
この映画に出てくる
ティーンエイジャーたち、
いや、この映画に限らず、
テレビドラマでも、
コマーシャルでも、
たいてい、ティーンの行動は
似たり寄ったりで、
親との軋轢やトラブル、
無理解や失望、
そんなものも、
全てみんなが通る道で、
そういった、不器用な時代を経て
みんな大人になっていくのだなぁと
まあ、当たり前のことを
再度、確認したわけであります。


この映画の中の高校生たちは、
精一杯大人ぶろうと一生懸命で、
でも、まだまだぎこちなくて、
母親役のソフィーマルソーだって、
別れた夫とくされ縁が続いていたり、
新しい恋が芽生えたり、
40歳になっても
16歳の娘と自分の母親から
まだまだ、ティーンエイジャーみたいって
言われたり、
いくつになっても、
私たちも、ティーンの延長で、
みんな、そうやってぎこちないながら
自分のペースで
いろんなことを経験して
成長していくのだなと
思ったのでした。

映画の中で、
助手席で、ヘッドフォンで
音楽を聴いている娘に
運転しながら
懸命に語りかける
母親役のソフィーマルソー。

どんなに大声を出しても
肩をつっついても
聞こえない。

だって、本人は音楽に夢中だから。

私だったら、切れて
いいかげんにしなさい!
と、ケンカになってしまいそうなのですが、

そこで、ケンカにならず、
娘の差し出した
イヤーフォンの片方を
耳に入れて、一緒になって、
リズムをとって聴いてあげる
ソフィーマルソー。


そうだ、これこれ。
私に欠けていたもの。



自分の言いたいことを
しつこく子供に
言い続けても、
聞いてないんですよね。

たとえ、聞いていても、
心には入ってこない。

だって、子供は
そのとき、夢中で
何か自分のしたいことしていて、

親が言いたいことって、
たいていは、子供が聞きたくない話だし。
(勉強・成績・ゲーム時間・
パソコンのし過ぎ・携帯触り過ぎなど)。


ということで、
今は、心を落ち着けて、
息子ねずみが私に見せたがる
変なyoutubeやニコニコ動画のビデオや
彼のiPodに大量に入っている
不思議なゲーム音楽やらを
神妙に観たり聴いたりしております。

このとき、ちょっとでも
他のことを考えると
真剣に観ていない、聴いていないと
怒られるので、
集中しているふりをするのが
たいへんです。

息子の面白いと思うつぼが分からず、
15分くらいのビデオだと、
途中、苦しくなってきて
じっとビデオの下部に出ている
ゲージを見つめて
あと何分で終わるんだろうと
足がムズムズしてきたりもします。むずむず

時々、真剣に観てることを
強調するために、
感想を言ったりしてみるのですが、
その言い方が棒読みで
感情がこもってない、
わざとらしいと
怒られるし。。。汗


でも、これって、
子供にとっては、
今したくないこと
(宿題・テスト勉強・
気が進まないスポーツや友達との社交など)
を、親が

やったら、
やれば、
やってみたら、
やらないと、
やるべき、
やりなさい。


と、そのときの子供の気分や
エネルギーレベルを考えないで、
強要しているのと
同じだったりするのではと
思ったのです。


映画の中で、
息子の趣味に全く理解のない
お父さんが出てくるのですが、

そのお父さんが
息子の大切にしているギターを
たたきこわす場面があって、
その後、息子のノートパソコンも
取り上げてしまうのですが、

それを見て、

ひど~い!
そこまでしなくても~。


とつぶやいていると
横でその場面を見ていた息子に、

ママはもっとひどいよ。

と言われてしまいました。あせる

そうそう、
よそさまの家庭だと
そのくらいいいんじゃない、
もっとおおらかに子育てすれば~
と思えるのですが、

いざ、目の前で、
へらへら、だらだらされていると、
堪忍袋の緒も切れるというものなんですよ。爆弾


ということで、
たいした結論には至りませんでしたが、

要するに、
ティーンの取り扱い方に関しては、
まだまだ修行中でございます。叫び



思春期のお子さんをお持ちのお母さん、
この嵐の日々を、頑張って
乗り越えて行きましょうね。雷台風





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