Bonjour !
みなさま、こんにちは。
9月からフランスの高校生(リセアン)になった
ルカリュス
半月余りが過ぎ、早速たるんできたようで、
今朝も遅刻しそうになりながら、
あわてて出かけて行きました。
さて、前回のこちらの記事の続きです。
小学生の頃は、
まだみんな語彙も遊びも幼くて、
また、理解のある担任の先生に恵まれたこともあり、
全員がフランス人という環境の中で、
ちょっとアイドル的存在でもあったルカリュス。
先生(メトレス=maîtresse)
(フランスでは幼稚園や小学校の女の先生のことをこう呼びます。)
にも特別に可愛がられ、
やっかみでお友達たちから、
先生のシュシュ(chouchou=お気に入り)
とあだ名されたり、
でも、みんなまだ子供、
そう言いながらも、
日本人のルカリュスが珍しくて、
お誕生日パーティーに招いてもらったり
こちらからも招いたり、
それなりに楽しい小学校生活を過ごしていました。
しかし、
中学校にはいってから、
事態は暗転していきます。
特に、ルカリュスはある時期、
とても伝統あるカトリックの私立校に
通っていた時期があるのですが、
この期間が、本人にとっても、
親の私にとっても、
とても苦しく辛い日々になりました。
このことについては、
非常にプライベートなことになるので、
改めて、アメンバー記事で書いていこうと思います。
さてさて、表題のうれしいSURPRISEについてです。
9月からリセアン(フランスの高校生)になった
ルカリュスですが、
高校生にもなるとフランス人はみなとても大きくて、
男の子も女の子も、
もう大学生? いや社会人?
という感じで、かなり大人っぽくなっているので、
おちびさんでやせっぽちのルカリュスとは、
(といっても、ジャニーズ体型ともいえるのですけど。。。
スリムで贅肉も全くなく、
日本ならけっこうモテルタイプかも。)
単なる親バカです。すみません。
頭2つ分くらい違っていて、
みんなからすると、
「あれ~、なんでここに小学生がいるの~?」
という感じ、もしくは、
ルカリュスが小さすぎて視界に入らない?
のか、授業が始まって最初の数日は、
中間一貫校で、ほとんどの生徒が
付属の中学から上がってきていることもあり、
新入生のルカリュスは、
ちょっと不安な日々を過ごしていたのでした。
そんな中、構内の廊下で、
懐かしい顔を発見。
なんと、そこには、
ルカリュスが、上記の私立中学に通っていたころ、
一番、仲良く、親切にしてくれた、
1つ年上の男の子がいたのです。
ルカリュスもびっくり。
その男の子もびっくり。
なぜなら、2人は同じサッカークラブに
所属していたのですが、
彼が1年前にリセアンになったとき、
今のリセに合格したことは、
他の仲間に言いにくかったようで、
彼は、あまり有名でないリセに
決まったようなことをみんなに言っており、
ルカリュスもそれを信じていたのです。
(フランスでサッカーを本格的にやってる子は、
スペイン人とかポルトガル人、アラブ人、黒人など、
外国人が多く、テニスやラグビーなどのスポーツを
やってる子に比べて職業高校へ行く子の割合が
比較的多いという事情があります。)
実は、ルカリュスが私立校が合わなくて、
苦しんでいたころ、
1学年上の彼も、同じように感じていたようで、
2人で、高校は絶対、付属のリセにはいかない、
外部受験してココから出るっていうことを
話し合っていたそうです。
そして、2人の入りたいリセが偶然同じだったので、
またリセで会えたらいいねってことになっていたのですが、
先に憧れの高校に入れた彼は、
ルカリュスに気を使ってくれたのでしょうか。
また、他のサッカー仲間から、
アンテロ(intello=インテリ、知識人)
(フランスでは勉強のできる子供を揶揄してこう呼ぶ)
とからかわれるのがいやだったのか、
みんなからどのリセに行くのか聞かれた時、
本当のことは言えず、
適当に答えていたようでした。
(このへんは、微妙で繊細な思春期の男の子の
複雑さとも言えるでしょうか。)
ルカリュスもそれを信じていたので、
1年後にルカリュスがそのリセに決まった時も、
彼とはフェイスブックでつながっていたのですが、
彼はダメだったのに自分だけ決まってしまった
と思い込んでいて、
そのことについては、触れないでいたようです。
そんなわけで、2人とも、
希望の高校に決まったのにもかかわらず、
お互い打ち明けることができなかったのでした。
学校の廊下で再会後、
すぐに彼は、ルカリュスを
彼の贔屓にしている
フランスのクラブチームの試合に
誘ってくれました。
そして、二人のツーショットの写真を
フェイスブック上に公開。
学年が違うので、
いつも会えるわけではありませんが、
ルカリュスにとっても、
彼にとっても、
うれしいSURPRISE
だったのでした。
みなさま、こんにちは。
9月からフランスの高校生(リセアン)になった
ルカリュス
半月余りが過ぎ、早速たるんできたようで、
今朝も遅刻しそうになりながら、
あわてて出かけて行きました。
さて、前回のこちらの記事の続きです。
小学生の頃は、
まだみんな語彙も遊びも幼くて、
また、理解のある担任の先生に恵まれたこともあり、
全員がフランス人という環境の中で、
ちょっとアイドル的存在でもあったルカリュス。
先生(メトレス=maîtresse)
(フランスでは幼稚園や小学校の女の先生のことをこう呼びます。)
にも特別に可愛がられ、
やっかみでお友達たちから、
先生のシュシュ(chouchou=お気に入り)
とあだ名されたり、
でも、みんなまだ子供、
そう言いながらも、
日本人のルカリュスが珍しくて、
お誕生日パーティーに招いてもらったり
こちらからも招いたり、
それなりに楽しい小学校生活を過ごしていました。
しかし、
中学校にはいってから、
事態は暗転していきます。
特に、ルカリュスはある時期、
とても伝統あるカトリックの私立校に
通っていた時期があるのですが、
この期間が、本人にとっても、
親の私にとっても、
とても苦しく辛い日々になりました。
このことについては、
非常にプライベートなことになるので、
改めて、アメンバー記事で書いていこうと思います。
さてさて、表題のうれしいSURPRISEについてです。
9月からリセアン(フランスの高校生)になった
ルカリュスですが、
高校生にもなるとフランス人はみなとても大きくて、
男の子も女の子も、
もう大学生? いや社会人?
という感じで、かなり大人っぽくなっているので、
おちびさんでやせっぽちのルカリュスとは、
(といっても、ジャニーズ体型ともいえるのですけど。。。
スリムで贅肉も全くなく、
日本ならけっこうモテルタイプかも。)
単なる親バカです。すみません。
頭2つ分くらい違っていて、
みんなからすると、
「あれ~、なんでここに小学生がいるの~?」
という感じ、もしくは、
ルカリュスが小さすぎて視界に入らない?
のか、授業が始まって最初の数日は、
中間一貫校で、ほとんどの生徒が
付属の中学から上がってきていることもあり、
新入生のルカリュスは、
ちょっと不安な日々を過ごしていたのでした。
そんな中、構内の廊下で、
懐かしい顔を発見。
なんと、そこには、
ルカリュスが、上記の私立中学に通っていたころ、
一番、仲良く、親切にしてくれた、
1つ年上の男の子がいたのです。
ルカリュスもびっくり。
その男の子もびっくり。
なぜなら、2人は同じサッカークラブに
所属していたのですが、
彼が1年前にリセアンになったとき、
今のリセに合格したことは、
他の仲間に言いにくかったようで、
彼は、あまり有名でないリセに
決まったようなことをみんなに言っており、
ルカリュスもそれを信じていたのです。
(フランスでサッカーを本格的にやってる子は、
スペイン人とかポルトガル人、アラブ人、黒人など、
外国人が多く、テニスやラグビーなどのスポーツを
やってる子に比べて職業高校へ行く子の割合が
比較的多いという事情があります。)
実は、ルカリュスが私立校が合わなくて、
苦しんでいたころ、
1学年上の彼も、同じように感じていたようで、
2人で、高校は絶対、付属のリセにはいかない、
外部受験してココから出るっていうことを
話し合っていたそうです。
そして、2人の入りたいリセが偶然同じだったので、
またリセで会えたらいいねってことになっていたのですが、
先に憧れの高校に入れた彼は、
ルカリュスに気を使ってくれたのでしょうか。
また、他のサッカー仲間から、
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本当のことは言えず、
適当に答えていたようでした。
(このへんは、微妙で繊細な思春期の男の子の
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おススメのカフェ、レストラン、観光スポットなど、
普通のパリの暮らしを綴っています。
ミカリュス・ブルガリスのパリ・ガイドブック
フランスの子どもたちの日常生活や、
子どもと過ごすパリのバカンス、
フランス語や英語を親子で楽しく学ぶ方法など、
あれこれ書いています。
子どもと一緒にバイリンガル
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