性被害 | 佐藤カウンセリングルーム

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カウンセラーの日々感じているつぶやきやら心に関すること、心のニュースについてコメントしています。癒しブログですので気軽に読み流してください。

性被害に関する話を聴きましたが、この問題はなかなか表に出にくいものですが、もしかしたら想像以上に多いかもしれません。




日本国内では申告しない限り事件となりませんが、うつ病の背景に性被害、なぜか、自分を責める過程の中でストレスから精神疾患を発症させることになります。




日本では現在児童ポルノが問題になっていますが、その写真を撮るのは親が撮る。このことを考えても普通ではない社会となっている。コンビニ入ると大概トイレの近くにそれらしい雑誌が大量に販売されている。以前は普通の本が置かれていましたが、今は「普通」ではない派手な表紙の雑誌が置かれている。




性被害の80%は身近な家族や知り合いから、この実態を見ても被害にあったことを口にするのはとてもしにくい意識を作り上げる。




けれども封じ込めることで、自己否定感が強くなり、結果精神疾患を発症することへとつながったり、事件を起こすことへとつながっていくことになる。また、被害者がやがて加害者となり、連鎖していく。




どこかで自分の身に起こったことを吐き出さない限り前向きに生きていくことはできない。




戦争がいけないことは、必ずと言っていいくらいに略奪とレイプが行われるからだ。




とてもデリケートな問題であるだけに、理解は進めていかなければいけないと思う・・・・・。




性に着目したのは、かのフロイト先生。性の及ぼす影響を見直す必要はありますね。


もし、性被害に遭ったとしたら悪いのは相手、決して閉じ込めることなく、自分を責めることなく、理解してくれる人(こうしたデリケートな問題は専門のカウンセラーが望ましいと思います)に少しずつ話していきましょう。