こんにちは。

色で理想をカタチにするパーソナルカラーリストの八木みかです。


みなさんは季節の変化を何で感じますか?楽しみますか?

気温や草花やファッション、ディスプレイやTVなど様々だと思います。
コンビニやスーパーに陳列されたお菓子や飲料でも

季節の移り変わりを感じて頂けるのではないでしょうか?
『冬季限定』、『夏季限定』など...^^


お菓子コーナーの一角にもたくさんの【色】が使われています。
パッケージの絵や写真、色を見て、


「美味しそう」と感じて商品を取ってませんか?
色を見ると味覚が刺激されるという習性が私たちにはあるのです。






パッケージカラーには、食欲を増進する色として、

赤や橙、黄色などの暖色系が使われたり

商品そのものの色、例えばチョコレートならブラウン、

抹茶ならグリーンなどが使われているのはよく目にしますよね?



でも、どのメーカーも同じようなパッケージカラーを使用していたら、

消費者へのアピールが弱くなってしまいます。

そこで、競合他社に打ち勝つためは色彩戦略が必要なのです。
新商品を世に出す時、どんな色が売れるのか、

新鮮なイメージを与えるのかを考えて、パッケージデザインは作られます。



鮮やかな赤や橙、黄は美味しそうに見えるだけでなく、

目立つ色でもありますが、地味な色や寒色系の方が人目を引くこともあります。

かつては、【食】に関するものにはあまり青は使われませんでした。
『食欲を減退させる効果がある』というのがその理由です。
しかし、その青を上手に使うことができたら、様々なメリットがあると思います。


宝石ブルー青の使用が少ない分、目立つ
宝石ブルー赤の対になる色として使える
宝石ブルー食品に多い暖色系を対照(コントラスト)の効果で引き立てる

また、 青という色がイメージから大きく外れないことも大事です。
塩味やシーフード味、冬限定商品は青をたくさん使ってもしっくりきますね。


青を使うなら、「どんな青を、どう使うか」が大切です。
アクセントカラーとしてでも配置や面積が変わるだけで、

イメージがぐっとよくなる場合もあります。


こんなことを考えながら、陳列ケースを見るのもまた楽しいですよ^^
もちろん、その後美味しく頂きますが。。 笑