オックスフォードは街全体が大学というか、
大学の中に街があるという感じで、大学という城壁の中を歩いているみたい。
大学にはお庭があったり、壁や柱に素敵な彫刻があったり、
私にはそれぞれが小さなお城みたいに見えたのでした。
私はその頃、大学で英語史を勉強し始めたばかりで、
オックスフォード英語辞典(Oxford English Dictionary=OED)という世界最大(全20巻)にして最詳の英語辞書に興味を持っていたので、
「あぁ、OEDはここで生まれたのね・・・」なんて感慨深かったです。
しかし、「ここで」とは言っても、
方向音痴の私は自分がオックスフォードの中のどこにいるのかイマイチわかってませんでしたが![]()
フィオ流に地図にチェックして進むものの、
たどり着けるところもあれば、「あれ、これはどこだ」なんてなりながらグルグルしました。。
大聖堂に行きたかったけど、結局たどりつけずに1日目の散策は終わり(涙)、
夜にオーストラリア人とオランダ人の女の子と一緒にパブに遊びに行ったり散歩したりして過ごしました。
そして、Oxford 2日目。
奇跡の出逢いと気づきの日。
フィオ流が自分ではうまく行かないので、またもやテキトーモードになり、
とりあえず大聖堂を目指しつつもブラブラ歩いていたら、
別の教会に出会いました。
なんだか懐かしいような気持ちに導かれて入ったら、
アイルランドで見かけるケルティック・クロス(十字架に円がついているもの)があるではありませんか!
そしてアイルランドの懐かしさだけでなく、
どこか自分の大学のチャペルとも似た雰囲気もあって、
なんだか不思議な感覚でした。

そんなことを思いながらボーっと立っていると、
この教会を管理しているという女性が声をかけてくれて、
いろいろと教会について教えてくれました。
その教会の名前は、聖コロンバ教会。
聖コロンバはアイルランドの聖職者だそうで、
「だからこの教会はアイルランドの懐かしい感じがあるのか~」と納得。
(入る時は教会の名前も見ていなくて、全っ然気づいてませんでしたが
)
彼女はそのまま私をラウンジに案内してくれて、
そこにいた教会員(と思われる)方々に私を紹介してくれました。
なんという素敵な出逢い!
私は特にその中のある老婦人と仲良くなり、
OEDの話やラテン語の話をしました。
(日本でいえば、おばあちゃんと広辞苑や漢文の話をするっていうイメージかな?!)
残念ながらこの方の名前を忘れてしまったので、
ここでは仮名でアメリアさんと呼びますね。なんとなく。
このアメリアさんは、私のアイルランド留学時代のホストマザー(リタおばあちゃん)を思わせる方でした。
雰囲気もそうなんですが、アメリアさんは私を「マイカ」って呼んだんです。
私の本名はMikaですが、アイルランドのリタおばあちゃんも私を「マイカ」と呼んでいました。
(他の人はちゃんと「ミカ」って呼ぶのに(笑)。)
そしてさらに、リタおばあちゃんが私にくれた最大の感動の言葉、
「あなたの笑顔は周りを幸せにする力がある。
だから、あなたの元にはたくさんのいい人や幸せが集まってくるのよ」
と同じようなことを、このオックスフォードのアメリアおばあちゃんも言っていたのです!
どこまでアイルランド風味なんだ、この教会は!(笑)
この後アメリアさんに大聖堂への行き方を教えてもらい、
やっと無事大聖堂に辿り着けました。
そしたら、1日目にウロウロしていたところが大聖堂でした
オイオイ!
しかし、後から考えてみれば、
1日目に大聖堂に(着いてたのに)気づかなかった私、バンザイ!
です。
1日目に大聖堂に行けなかったからこそ、
そして、2日目に地図に頼らずにテキトーに歩いたからこそ、
迷ってこの聖コロンバ教会と素敵な人たちに出逢えたから・・・![]()
奇跡と出逢いは、まだまだ続きます!![]()
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