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さて先日。
神の雫
(原作:亜樹直、作画:オキモト・シュウ)
というワイン漫画の中で、
深い文章に出逢いました。
滅びに至る門は大きく
その路は広く 入る人も多い
生命へ至る門は小さく 道は狭い
見つけるのが困難なほどに
※ 記憶で書いているので
一言一句この通りではありません
脳みそが、カチリと
音を立てたような気がしました。
元は「狭き門より入れ」という
聖書の言葉のようです。
でも、ニュアンスの似た言葉は
日本にもたくさんありますね。
「急がば回れ」とか
「若い時の苦労は買ってでもせよ」
みたいなね。
「安易な道を選ぶな」
これは、多くの方が、
自らの心のどこかに思い当たって
ドキリとする言葉ではないでしょうか。
もちろんわたしも、
一瞬時間が止まるほどにドキリと。
特に日本人の国民性で
「みんなこちらを行きますよ」
と言われると、自分の意思よりも
無難なそちらを選びがち。
こうした言葉の本意は
選択を誤るなというよりも、
「己でよくよく考えろ」
という意味だと解釈しています。
想像力を働かせて、
その時その時、可能な限り、
己の善意を尽くせという。
人間ですからね、
ふと善意を見失う瞬間もあり。
その結果、我に返って
取り繕えることもあれば、
戻せないものもあったりして。
忘れられない恥や後悔を抱いて
生きなければなりませんが…
それでも諦めずに、次にはまた
己の善意を尽くしましょうね。
苦笑いしながらでも、
はーっと息を付きながらでも。
そしてまた、
一緒にご飯を食べましょうよ。
離れていても、あっちとこっちで
想いを共有しましょうね。
美味しい、楽しい、嬉しい
たくさん共有しましょうね ♪