うちのマスコットは、
MajoMicaという魔女キャラです。
この青い衣装は初期のもの。
今は、上部タイトルロゴにあるように、
メガネをかけたり髪がお団子になったり、
キャラクターながらも
それなりに年を取っております。(笑)
以前こんな落描きをしました。
叱られたのか、誰かのイタズラか、
何かの弾みでスノードームに
閉じ込められてしまったMajoMica。
出られなくて不安になり、
眉が下がって泣きそうになります。
仲良しの黒猫(名前はツェラ)は
ここから出る方法を知っている筈なのに
なかなか教えてくれません。
「いつか出られる?」
ぽろっと涙が落ちた瞬間、
黒猫が呟きます。
「まぁ落ち着けよ、気楽に行こうぜ。
オマエ大事なこと忘れてるだろ。
一度だけヒントやるよ。
ほら、ガラスに映ってるだろ?
よーく見てみな。誰だ?そいつ」
MajoMica、顔を上げてガラスを見ます。
(わたししか映ってないのに…)
口をへの字にしながらも、
足元からずーっと、ぐるーっと、
天井まで見上げたとき。
「あぁっ!!」
なーんだ、そうだ、
わたし魔法使いだった!
出ようとすればいいだけだった☆
そう。
出ようとすればいいだけ。
急激なショックや不安の中では、
自分が魔法使いだということすら
忘れてしまいます。
周りがいくらアタフタしてもダメ。
何を伝えてもダメ。
中のMajoMicaには聞こえません。
自分を閉じ込めているのは自分。
自分で気付かないとダメなんです。
この落描きの黒猫のように、
ヒントをくれるものは身近にいます。
必ずいます。
耳と心を素直に傾けて、
顔を上げさえすれば、そうすれば。
そこから出るのは意外に簡単な筈ですよ。
これは、そういう落描きイラストです。
(@記憶スケッチ/mixi)
追記:
※「記憶スケッチ」とは、mixi内のゲームアプリです。
何も見ずに記憶だけでお絵描きをするというゲームで
これはスノードームというお題に対して描いたもの。
2014年のイラストです。