息子は、和菓子が好き。

小さい頃からなので今も羊羹やおまんじゅうなどが好きです。


父親が仕事の帰りにスーパーに寄って買い物をしてきました。

私に『八ツ橋食べる?』と聞いてきたのですが苦手なので「いらない。」と断りました。

私が苦手なのは知ってるはず…。


『○○(息子の名前)は、食べるかなぁ。』と私に聞くので、「食べるんじゃないかな」と答えました。


息子は、私達のいる同じ部屋の隅に置いてあるPCでヘッドホンをつけてゲームをしています。


すぐそばにいます。


父親は、チラッと息子の方を見て黙って息子がいつも座る席のテーブルに八ツ橋を置きました。


きっと、『買ってきたよ!』と声をかけたかったんだろうと思う。


でも、父親が仕事から帰ってきてもゲームから目も離さず見向きもしない息子。


スーパーで八ツ橋をカゴに入れる時にきっと息子が好きだからと頭に浮かべたと思います。


知らん顔して背中を向けてゲームをしている息子は、そんな気持ちも感じることはこの先もないんだろうな。