いつも毎月楽しみにしているNoh Jesu氏
のコラム![]()
今月も5月7日に最新がHPにアップされましたо(ж>▽<)y ☆
今回は『新しい日本』づくりと言うタイトルです![]()
是非関心のある方は下記をご覧ください
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『新しい日本』づくり
3.11は、今の日本にとって、どんな意味を持っているのでしょうか?かつてない規模の地震と津波に見舞われ、原発事故までが起きて東日本が放射能に汚染され、インターネット上では様々な情報が溢れ出し、何を信じていいのか解からないぐらい現代文明の限界が露呈した大惨事を迎えた今、私は、日本がこの危機を通してもっと素晴らしい国になれるし、その明確なエンジンと方向性を創ることができる、絶好のチャンスでもあると捉えています。
危機をチャンスにする為には、如何に正しく危機を認識するのかがとても大事です。結論から申し上げると、今の世界経済の問題から311の危機まで、すべての原因は日本にあり、それを解決できるのも日本しかありません。
現代文明の危機を一言で表現すると、アンバランスです。そのアンバランスを起こしているのが「メイドインジャパン」。モノづくりで栄えた物質文明が、世界経済全ての問題の原因だと私は認識しています。
産業革命以来、モノを作る知識・技術は欧米が牽引してきました。日本は明治維新以来、西洋由来の知識技術を真似してオリジナルを超えるモノづくりで世界トップとなり、貿易のアンバランスが欧米各国の貿易赤字を拡大させてきました。製造業では日本に勝てないと悟った欧米は金融産業へとシフトし、お金を商品化してマネーゲームを競い合った結果、金融バブルがはじけ、結果的に欧米各国は財政赤字に苦しむ状況が続いています。残された日本も放射能で汚染され、福島県民が差別されるように、世界から「日本産」は買いたくないと、「メイドインジャパン」のモノづくりができなくなっている現在地があります。
本来なら、日本がモノづくりで世界トップになった1970年代、80年代に、欧米型の資本主義社会を超える、もっとすぐれた未来のロードマップを日本が出すべきでした。西洋の作った価値観の土台の上にずっと居るのではなく、新しい価値を中心にした文明の進化が必要だったのです。
私は、その新しい価値観(新しいパラダイム)は、人間の意識の次元上昇だと考えています。
競争社会で相対比較をさせながら人間の尊厳性を殺し、生きる意味・価値を見い出しにくい現代社会において、人間の生き方・生きる姿勢に対する警告が今回の311だったのではないでしょうか。これは文明の危機であり、人間の在り方の危機でもあると思います。
今回の地震を通して私たちに学ぶことがあるとすれば、それは何でしょうか?
アダムスミスから出発した現代の資本主義は、個人の私利私欲を経済発展の原動力として取り入れ、「まず、あなたがお金持ちにならないと」と先導してきました。マスコミを通じて、大企業が作った人工的な欲求の消費動物のようにされ、競争させられるから人と人が仲良くなれないし、孤独で寂しい個人を大量生産しています。
商品が溢れ、技術が溢れ、大学教授や博士が、学問・思想・宗教・哲学が溢れても、人間が幸せになっていない。未来が幸せと思えない。貧富の格差はもっとひどくなるし、環境汚染も悪化し、人間関係の摩擦・衝突・葛藤が終わらない、薄っぺらい生き方がずっと続けられる、そこに対して「本当にそれでいいのか?」という問題意識さえも持てないようにされているのが、現代文明ではないでしょうか。
人間、心の眼が目覚めれば、0.1%の支配権力に都合よく洗脳された教育、経済、政治、文化と薄っぺらい生き方に対して、消費動物のようなレベルにコントロールされている現状に対して、その悲惨さ・残酷さ・屈辱を感じる感性を誰もが取り戻すはずなのです。
地震が契機となって、お互いがつながったひとつの大生命として見せた日本人の大和魂に、世界中のメディアが驚嘆し、日本人の在り方を世界が称賛しました。深い愛と信頼で結ばれた心、気配り思いやりに溢れる行動、ひとりひとりがお互いの可能性を引き出し合いながら生きることのできる社会を、地震直後の日本は体現して見せたのです。
それから一カ月を経て、日常に戻ったかのように振る舞う昨今に、何か違和感を感じないでしょうか?
日本は、これほどの危機がまた来なければ、目覚めることはできないのでしょうか?
地球上の国が情報網と物流網で結ばれてしまった現代、世界全体をひとつに結ぶことのできる文化を持つ国は日本しかないのです。
太陽系に浮かぶ一滴の島のような地球の中に、国家・民族・宗教の異なる70億人が暮らす今、島国として多様な価値観の人々が共存する「和」の叡智を蓄積し、文化化してきた日本でなければ、この時代の人類をひとつにし、活かし合える文明を創ることはできません。
見せかけの和、空気を読んで人に合わせる偽物の和ではなく、本物の和の文明を実現する為には、聖徳太子の十七条憲法にも観られる「悟りの知恵」が必要となります。
心の差を取る「さとり」がなければ、判断基準がみんな異なる社会で、本物の和を創ることは叶いません。70億みんな違う判断基準を持つから、摩擦衝突が起きるし、紛争・戦争も終わりません。しかし、その判断基準を一つにしてしまっても、ファシズムになったり、宗教やロボットのような社会になってしまい、もっと問題です。では、どうすればいいのでしょうか?
判断基準が違うから、うつ、自殺、殺人、戦争が終わらないし、一緒にしたらもっと問題。違ってもダメ、一緒でもダメ。そこにどんな解決策があるのでしょうか。しかも、誰の判断基準も完全ではなく、誰もが自分の観点に固定されている状態です。
こんな状態で秩序を創る為に、人類はこの500万年間、暴力・権力・財力など力による支配によって、力のある者が力のない者に言うことを聞かせることで社会の秩序を維持してきました。しかし、支配される側は、常に我慢して無理やり合わせているので、ストレス・プレッシャーがいっぱいで、うつ、自殺に追い込まれていきます。
資本主義社会(外側)と判断基準(内側)の問題に挟まれたダブルバインド状態の現代人は、外の支配権力と中の支配権力に抗えず、生きる意味・価値をなかなか得ることができない時代に住んでいます。
311が起きた今、どんな日本を創りたいのか。地震が起きる前に戻っても意味がないのであれば、次に日本が行くべきは、農業社会、産業社会を超える、本当に人間の可能性を活かすことのできる感動社会。プレートを次元上昇させることができる未来産業に、日本がすべてを懸けて勝負することができるか否かが、危機をチャンスに大転換させる一番の焦点になってくると思います。
新しい日本を創る上で必要な、人を悟らせることのできる認識技術「観術」は既に体系化され、教育プログラムとして誰もが自由に手にできるようになっています。天動説、地動説から人動説へとパラダイム転換し、人間の尊厳性に溢れる未来社会を、今から、ここから、私たちから共に創っていき、日本の一番の素晴らしさを活かした和の産業化を通じて、世界を再建する日本を実現してくださればと切に願います。
21世紀の薩長同盟(日韓ビジョン同盟)を創りながら、目覚めた日本が世界を悟らせる姿を見れるのであれば、私は喜んでその道具になりたいと感じています。今月も様々なイベントやセミナー、お茶会などが企画されていますので、想いのある方は、是非会場でお会いできれば幸いです。
Noh Jesu
