年度変わりの時期ですね。
特に今回は、明日からいよいよ消費税が8%に引き上げられるということで、
なんとなぁく巷がザワザワしている感じです。
さて、そんな中ですが昨日は
義父のお誘いで、地元のあるお宿にお泊りしてまいりました
日曜の夜ということで一般の泊り客は少なかったのですが、
時節柄、何社か企業の新人社員研修が行われていたようで、
館内は若い人たちの姿が目立ちました。
今朝早く目が覚めた私は、朝風呂でもいただこうと
ひとりで浴場へ
すると、朝の利用開始時間直後にもかかわらず
入口にはもうすでに何足かスリッパが脱いでありました。
…というか、かなりバラバラに
「脱ぎ捨てられた」状態で
(なんだべ?)と思いながら、さっと揃えて
中へ入ってみると…
さほど大きくないその浴場の入り口には
目隠しの白いカーテンがひかれているのですが、
それもなぜか半端に開いており
早朝とはいえなんとなく嫌なので、きちんと閉め
脱衣かごのところに行ってみると
使用中のかごが何個かあったのですが、
たまたま私が使い始めたかごの隣にあったものは、
脱いだ衣服や着替えやらを
乱雑に放り込んだ、という感じの入れ方でして。
普通は(みんながみんなとは言いませんが)、
軽くたたんで衣服を入れたら
一番上にバスタオルとかで覆って目隠しとかしません?
そのような恥じらいや気遣いはまったく感じられない
天衣無縫(?)なその脱衣かごに、
同性ながら”見てはいけないものを見てしまった”感じで
浴室に入っていくと先客の若い御嬢さんがたが
朝シャン(という言葉ももう古いか…)がわりの
ひとっ風呂を楽しんでおりました。
年の頃からすると、もしかするとどこぞの企業の
新人社員さんなのかなぁ~って感じ。
あまりゆっくりと浸かっている暇もないのか
私が入ると、ほとんど入れ替わりのように
上がっていかれました。
彼女たちはシャワーをパッと浴びただけだったのか
洗面器はありませんでしたが、
見れば、使った風呂イスはそのままの場所に放置で、
ちょっとわきに寄せるとかも一切なし
(朝一番だから、他のイスがきれいに積んである状態で、
よけいに目立つ)
ほどなく私も上がって脱衣かごのところに行ってみると、
何と辺りの床は水びたし
きっとろくに体を拭かないまま、上がって行ったのでしょう。
(自分ちじゃないんだから、せめて足ふきマットのところで
ある程度体を拭いてから上がって欲しいヨ)
洗面所を占拠して、
鏡の前で念入りに髪の毛にドライヤーをかけている
彼女たちをしり目に、
パパッと浴衣を羽織ってそのまま浴室を後にした私。
そいでもって、つくづく思いました。
いくら髪の毛整えてお化粧ばっちりして
着飾ってみても、
肝心なものが欠けているよな~って。
…あの子たち、ドライヤー使い終わってから
自分が散らかした髪の毛の始末を
ちゃんとしたんだろうか?って
ちょっと気になったおばちゃんな私なのでした。