常日頃 利用しているスーパーマーケットの中に、
もともとお肉屋さんが売り場を広げてスーパーにしちゃった
みたいなお店がありまして。
なので、そこではパック詰めのお肉も置いてありますが、
メインは対面販売で、
大きなショーケースにはさまざまなお肉
(かなりクオリティ高いもの~庶民的な種類のものまで)
がずらーっと売られています。
今日は実家で大きな白菜をまるごともらってきたので、
いつもより少し味の良い豚バラ肉で、
【白菜と豚肉のミルフィーユ鍋】を作ろうかなと
そのお店にお肉を買いに行きました
ショーケースにはあまりにたくさんの品目があるので、
客はすべて、それぞれについている番号でオーダーします。
「●番を300gお願いします」 …という風に。
そうすると、売り子さんが手際よく取り分けて
量りにかけて、客に「●●●gでよろしいですか?」と訊く。
この確認する時のグラム数というのが、ミソで
100%、オーダーしたグラム数より少しオーバーしているんですよね。
300gと言ったら、315g
400gと言ったら、420g
……というように。
じっと観察していると、まず多めに肉をのせ、
量りに載せて量目を見ながら少し減らすんです。
でも、ぜったいにピッタリの数値にはしない。
必ず、やや多めのところで 客に
「これでいかがでしょう」 と訊く。
すると不思議なもので、みんなたいてい
「それでけっこうです」 って言うんだな~。
「なにがなんでも300gにしてください」
っていうようなお客さんは、今まで見たことがない。
(自分も含めて…)
このテク肉は、このお肉やさんだけに限ったことではありませんが、
ちりも積もればなんとやら!
うまいやり方ですね。。。