『ネモフィラの青い庭』~第1幕~を終えて | 脳内図書館

『ネモフィラの青い庭』~第1幕~を終えて

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mica×k.a.n.aコラボレーションパフォーマンス
『ネモフィラの青い庭』~第1幕~を終えて

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暑い夏の日だった。

浴衣姿の少女は

抜け殻のように唄う彼女の声に泣いた。

駅のホームでワンピースが揺れた。

消えそうな手に触れた。

温かかった。

そして、熱かった。

溶け出した魂は交じり合い始める。

偶然ではない、奇跡のような必然。

あの夏の日の夜。


出会いから8年
今 紡がれる
二人の命の叫びと祈り

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これは、『ネモフィラの青い庭』フライヤーにデザイナー由月が綴ってくれた言葉。
実は先日の公演でわたしがハミングバードを掻き鳴らしながら唄った一曲目は、この詩が元になっている。
彼女はわたしたちの出会いと、コラボレーションパフォーマンスに掛ける思いを見事に集約し、インスピレーションを与えてくれた。
フライヤーの中に盛り込まれている写真も、チームelfinのカメラマン達が今までのライブで撮影してくれたものだ。
SATT氏、白鳥氏、菅原氏、由月、本当にどうもありがとう。
そして、PAを務めてくれた安武、機材を提供してれたT氏、スタッフのえりかちゃん・まゆちゃん、キッド・アイラック・アート・ホールの早川さん、工藤さん、ステージを観に来てくれた皆さんがいなければ今回の舞台は成立しなかった。
この場を借りて心から感謝の気持ちを伝えたい。

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今回は「初めて」ばかりのパフォーマンスだった。
k.a.n.aさんとのステージ、音楽以外でのコラボ、ギャラリーで唄うこと、アコギ弾き語り、全て即興でセットを組んだこと・・・公演から「初めて」を探し出すとキリがない。
一言でまとめると「挑戦」だった。

結局本番のためのリハーサルは一度もしなかった。
それでも公演後、お客さんから「息がぴったりだった」という声を多数頂いたのは、k.a.n.aさんの類稀な感受性と二人の意識のシンクロが生んだ奇跡だったのではないかと思う。
約50分間のパフォーマンスの体感は一瞬だった。
終わった後に思ったことは「よくやった。もっとやれる。」の二つ。
とてもフラットな感覚だった。

ずっと、自分の中に今在るもの・今出来ることを、表に出すべきだと思っていた。
「それがどんなものだとしても」難しいことを一切排除して、等身大の表現をしたかった。
自分の中に居る「こども」を自由に解放してあげたいと思った。
トラウマを乗り越えて唄いたかった。

カナカナ、最高の舞台をありがとう。

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mica

※次回『ネモフィラの青い庭』~第2幕~は6月15日(土)です。

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Photo:菅原史朗